眉は、顔の印象を決めるポイントのひとつ。一方で、自己流でなんとなく描いていたり、「自分に似合う形がわからない」「左右が非対称」などなど、多くの人が悩みを抱えているパーツでもあります。今回は、メイクアップアーティストのレイナさんに、基本の整え方から、顔立ちに合った描き方まで、誰でも実践できる美眉メイク術をレクチャーしていただきました!

- Profile
- レイナさん
- > Crystalline
メイクアップアーティスト、プライベートサロン「Crystalline」主宰。その人らしさを生かしつつ、内なる輝きを引き出すメイクを得意とする。ビューティーを中心に、雑誌やテレビ、イベントへの出演や講演など、女性が自分らしく美しく生きるための方法を発信、一線で活躍中。近著に『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)、『眉の本』(光文社)。メイク連載も多数。
基本の眉の整え方
ボサボサだったりまばらだったり、眉の悩みは人それぞれですが、どんな眉でも基本的な整え方は同じです。美眉に仕上げるコツは、大きめの鏡を使い、時々引いて全体を見ること。左右のバランスが取りやすくなり、描きすぎも防げます。
まずは準備から!
眉メイクの基本アイテム
アイブロウパウダー:立体感のある眉に仕上げる。濃淡3色のパレットタイプがおすすめです。
アイブロウブラシ:パウダーをのせる。パレット付属のアプリケーターとは別に、毛先の幅が1cm弱程度の専用ブラシがあると◎。
アイブロウペンシル:足りない部分に毛を描き足す。芯が細いものを選ぶと自然な毛流れが表現できます。
スクリューブラシ:毛流れを整える。ペンシルに付いているものでもOK。
仕上がりに差がつくひと手間
眉メイクの前に、パフやスポンジで眉毛全体にフェイスパウダーをなじませておきましょう。余分な油分を抑えることできれいに仕上がり、メイクの持ちも断然アップ!その後、スクリューブラシで毛が生えている方向に沿ってとかし、毛流れを整えます。
眉下ラインをチェック
眉メイクで重要なのは眉の下側のライン。ここが決まれば、一気に顔が締まります。あごを上げて鏡に向かい、眉の下側をチェックしてみましょう。正面からだけでなく横、斜めからも見て、毛の生え方やラインの高さ、眉の長さなど、左右の違いを確認しておきます。
眉メイクSTART!

1.ガイドの点をつける
眉は「毛がないところに描く」のが大原則。何もないところにいきなり描くと失敗しやすいので、ガイドになる点を3カ所ペンシルで入れます(上記画像参照)。②はブラシの柄などを当てて位置を決めるとよいでしょう。
- ①眉の下側:黒目の内側の延長線上
- ②眉尻:口角と目尻をつなぐラインと、眉頭下側のラインが交差する位置
- ③眉山:外側の白目の延長線上で筋肉が盛り上がっている位置
2.ガイドの点をペンシルでつなぐ
眉の下側から眉尻(①→②)、眉山から眉尻(③→②)の順に、ガイドの点をペンシルでつなぎます。まず不得手な側の眉から描きはじめ、眉の下側、眉山とワンステップごとに交互に進めましょう。左右の高さや位置のバランスを調整しやすく、失敗が少なくなります。
◎Point
- ・息を止めて描くと無駄な力が入り、ベタッとした重い眉の原因に。ペンシルは真ん中よりも後ろを持ち、「シュッシュッ」と声に出しながら描くクセをつけましょう。繊細で優しいラインが描けるようになります。
- ・眉山から眉尻(③→②)は、少しカーブをつけてつなぐときれいに見えます。

3.眉の太さを決める
ナチュラルで若々しい印象を与える眉の太さは「黒目の半分よりも少し太め」が目安。太めの眉は顔の余白が少なくなるぶん、小顔効果も期待できます。工程2の眉が細いと感じたら、眉の下側にペンシルで描き足しを。
4.薄い部分を描き足す
眉の中の薄い部分に、毛を1本ずつ足すイメージで描き足します。眉の毛流れ(画像参照)に沿って、近くにある毛と同じ方向にペンシルを動かしましょう。
5.パウダーを重ねる
アイブロウパウダーの淡めの色(3色パレットなら真ん中の色)をブラシに取り、眉の下側、眉山から眉尻、眉中の順で毛流れに沿ってブラシを動かし色をのせていきます。こちらもワンステップずつ左右交互に進めましょう。眉頭は最後に、ブラシに残ったパウダーを下から上へなじませて。自然な立体感が生まれます。
眉のメンテナンス
眉のお手入れは、理想の形の目安がある「メイクした状態」で行いましょう。1日の終わり、クレンジングの前に、スクリューブラシで毛流れを整え、描いた部分からはみ出している毛をハサミでカットすればOK。まぶたに近い部分は電動シェーバーを使うと安全です。
自然な毛流れを重視する今のトレンドにおいては、切りすぎ、触りすぎはNG。眉コームでとかしながらカットする方法は、刈り込んだような不自然眉の原因になるためおすすめしません。
顔バランスから導く
理想眉
眉はいわば「顔の額縁」。顔立ちに合わせて描き方を微調整することで、顔全体の印象をアップさせ、生き生きとした個性や魅力を引き出せるようになります。自分の顔がどのタイプに近いのか、さっそくチェック!

「顔バランス」
チェック
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- Q1 顔全体に対しておでこの長さは?
- A:1/3より長い
- B:1/3より短い
-
- Q2 目と目の間の幅は?
- A:もうひとつ目が入りそう
- B:目が入る幅はない
-
- ★Q1→Q2の回答の組み合わせ
- AB:おでこ広め×近目
- AA:おでこ広め×離れ目
- BB:おでこ狭め×近目
- BA:おでこ狭め×離れ目
似合う眉メイク
チェックで導き出した顔バランスに合わせて、眉メイクのポイントをご紹介!基本の眉の整え方のステップにプラスして、あか抜け顔を目指しましょう。

A.おでこ広め×近目
目や鼻などのパーツが中心に集まっている顔立ちは、顔の外側に目線がいくよう眉山を目尻寄りに設定し、眉の上側ラインを足すとバランスがよく、顔の余白も目立ちにくくなります。
〈描き方のポイント〉
- ・眉山を白目の外側の延長線上に設定
- ・ペンシルで眉の上側を1〜2mm描き足す
- ・目の幅を広く見せるために目頭部分にハイライトを入れる
B.おでこ広め×離れ目
柔らかく穏やかな印象の顔立ちは、おでこと目と目の間の余白を眉で埋めるとシャープさがプラスされ、締まった印象に。眉頭を1〜2mm内側に描き、眉の上側ラインを足してみましょう。
〈描き方のポイント〉
- ・眉山を黒目の外側の延長線上に設定
- ・ペンシルで眉の上側を1〜2mm描き足す
- ・パウダーで眉頭を1mmほど内側に描く
C.おでこ狭め×近目
頬に余白が多く、面長な印象を与えやすい顔立ちは、おでこを広く見せてバランスをとると◎。眉の下側のラインを強調するように描き、目の間にゆとりをもたせることで、若々しく柔らかい印象に。
〈描き方のポイント〉
- ・眉山を白目の外側の延長線上に設定
- ・描くのは眉の下側のみ。上側には手を加えない
- ・目の幅を広く見せるために目頭部分にハイライトを入れる
D.おでこ狭め×離れ目
顔の中心に余白が多く、間延びして見えやすい顔立ちは、内側を意識して眉を描くことで引き締まった印象になります。眉山、眉頭ともに本来の位置からやや内側に寄せて描くのがコツ。
〈描き方のポイント〉
- ・眉山を黒目の外側の延長線上に設定
- ・描くのは眉の下側のみ。上側には手を加えない
- ・パウダーで眉頭を1mmほど内側に描く
レイナさんからのメッセージ
苦手意識があると、メイクはやらなければならない「作業」になりがちですよね。顔立ちに合った思い通りの眉が描けるようになれば、生き生きした表情になって気持ちが上向き、自信もつきます。一番大切なのは「楽しむ」こと。完璧じゃなくたっていいんです。ゆったりと呼吸しながら、3カ所に点を打ってつなぐだけ。左右が多少違っていても大丈夫。細かいことを気にしすぎず、自分を元気にするスイッチと考えて、メイクを楽しんでみてください!
応募期間
2026年 3月2日(月)~3月31日(火)まで
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