思った以上に見られてる!ハンドケアでエイジレスな手に

ささくれができたガサガサの指先、うるおい不足でシワっぽい手肌……空気が乾燥する冬は、手の老いを実感しやすい季節でもあります。顔と同じくらい見られる機会が多いパーツだけに、こまめなケアで美しい手を目指しましょう!今回はハンドケアの専門家の加藤由利子さんに、基本のケアやマッサージなど、若々しい手を育む方法についてうかがいました。

加藤 由利子さん
Profile
加藤 由利子さん

ハンドケアの専門家。ネイルサロンを約10年間経営し、2万人以上の手を見てきた中で、ミドル世代の女性が手の老化に悩んでいることを知る。手の若返りケアにいち早く着目し、日本初の手のケア専門協会「日本ハンドビューティー協会」を設立。各種メディアへの出演・執筆、講演や研修など幅広く活動中。著書に『「美しい手」がすべてを引き寄せる』(青春出版社)

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CHAPTER 1
毎日コツコツ!

基本のハンドケア

美しい手肌のためには、どんなハンドクリームを使うかだけでなく、刺激を避け、こまめに保湿することがとても大切。基本のケアを見直すだけで、一週間後の手触りに変化が感じられるはず。

お湯で洗わない

冬場は手洗いや食器洗いの際にお湯を使いがちですが、低い湯温でもうるおいを守るのに必要な皮脂が奪われてしまい、手荒れや乾燥の原因になります。水仕事でお湯を使う場合は必ず炊事用手袋をつけて。
また手肌へのダメージを減らすため、洗浄力の高い食器用洗剤は、2〜3倍に薄めて使うとよいでしょう。ハンドソープは刺激の少ないものを。

水分をよくふき取る

濡れた手を適当に乾かしていませんか?手に水分が残っていると乾燥が進んでしまいます。手洗い後は、指先を乾燥させるハンドドライヤーは使わず、吸水性の高いタオルやハンカチでしっかりふき取りましょう。

「化粧水→クリーム」でうるおい度UP

乾燥が進んで硬くなった手肌にそのままハンドクリームを塗っても、クリームが弾かれてしまい浸透しません。手洗い後はすぐに化粧水で保湿し、その後ハンドクリームやオイルでフタを。化粧水をプラスする1ステップで、肌のうるおいに大きな差がつきます。

これも大切!
手肌のうるおいを守るポイント

水に触れたら即保湿

手洗いや水仕事など、水に触れた後は保湿する習慣をつけましょう。化粧水のミニボトルやハンドクリームを、キッチンやリビング、職場のデスクなど生活動線上の至るところに置き、すぐにケアできる環境をつくっておくと億劫になりません。

洗濯物干し後の乾燥に注意

意外と盲点なのが洗濯物を干した後。洗濯後の衣類が濡れている上にわずかに洗剤が残っており、そのままにしていると手肌の水分がどんどん奪われてしまいます。干し終わったらすぐに保湿ケアを。

CHAPTER 2
リラックス効果も

ハンドマッサージ&
ストレッチ

冷えてくすんだ手の改善は、血流を促すマッサージとストレッチが効果的です。気になる爪の縦線やささくれには、キューティクルオイルを使ったマッサージで対策を。手全体がじんわりと温かくなり、リラックス・リフレッシュにも役立ちます。

手がワントーン明るく!ハンドマッサージ

  1. ①ハンドクリームを手全体に伸ばし、すべりをよくしておきます。
  2. ②図1のように両手の指を組み、付け根から指先に向かって、指の側面を上下にしごきます。指の側面の血管を圧迫することで血流がよくなるので、こするのではなく、ギュッとつかんでしぼり上げるように強めの圧を加えるのがポイント。クリームがなじんで、ベタつきがすっと消える感覚があるまで、20秒程度を目安に。
  3. ③図2のように左手の甲に右手を密着させ、そのまま圧をかけながら縦方向に5回、横方向に5回動かします。こちらも肌表面をさするのではなく、骨に力を伝えるイメージで。痛気持ちいい程度の力加減で行います。
  4. ④右手の甲も同様に行います。

爪まわりも美しく!指先マッサージ

  1. ①爪や指先を保湿するキューティクルオイルを甘皮(爪の生え際)に塗ります。
  2. ②オイルを爪まわりになじませながら、親指の腹で甘皮をプッシュします。爪の縦線の要因は甘皮部分の乾燥なので、こまめな保湿で改善が期待できます。

ワンポイントアドバイス

  1. ・どちらのマッサージも、手指にキズがあったり、痛みを感じる場合は控えてください。
  2. ・指先マッサージはハンドクリームでも行えますが、爪の縦線やささくれ対策には、角質を柔らかくする作用がある専用のキューティクルオイルがより効果的です。

仕事や家事の合間に!手首のストレッチ

  1. ①ストレッチする方の手のひらを天井に向け、ひじを伸ばしたまま腕を前方に出します。
  2. ②反対側の手で4本の指をつかみ、ゆっくり手前に引きつけます。気持ちよく手首が伸びるのを感じながら、10秒程度キープ。もう一方の手首も同様に行います。

ワンポイントアドバイス

  1. ・呼吸を止めずに行います。
  2. ・手首や肩甲骨など、上半身の筋肉が縮こまっていると手先の血流も滞りやすくなるので、時々ストレッチで伸ばしてあげましょう。
CHAPTER 3
美は内側から!

手の老化を防ぐための
3箇条 

シワやシミ、手の甲に浮き出る血管、ゴツゴツした関節……。年齢を重ねると現れるこうした手の悩みは、表面的なケアだけでは解決が難しく、体の内側から見直す必要があります。まだエイジングサインが出ていない人も、将来の美しい手のために今から対策を!

1.良質な睡眠

美しい手肌を保つには、手だけでなく体そのものが健康であることが大前提。その基本となるのが睡眠・運動・食事です。質の高い睡眠は、肌の修復を助ける成長ホルモンの分泌を促し、また血流がスムーズになることで、体の末端にある手まで栄養や酸素が行き届くようになります。

2.適度な運動

血行不良は、手の老化が進行する大きな要因。そもそも心臓から遠い位置にある手は血液が届きづらく、他のパーツよりも早く老けやすいといわれています。すみずみまで血液を巡らせるには、スクワットやウォーキングなど、大きな筋肉が集中する下半身のトレーニングが効果的。また、近年の研究で体の硬さと血管の硬さは比例することがわかっており、しなやかな血管のために、ストレッチも取り入れるとよいでしょう。

3.たんぱく質を意識した食事

手の老化が進むと、手肌のハリが失われ、血管や骨が浮き出てゴツゴツした見た目になります。バランスよく栄養を摂ることに加え、たんぱく質やコラーゲンを意識した食事を心がけましょう。コラーゲンは関節の中の軟骨を構成する要素でもあるので、不足しがちな人はサプリメントで補って。

知っておきたい!
“手指の不調”対策

女性ホルモンが減少する40代以降は、指の関節の炎症を起こしやすくなり、腫れや変形の原因になります。これは、関節の中の軟骨が栄養不足でカラカラになった状態。軟骨には血管が通っていないので、栄養や水分は関節運動によって届けられますが、動かさずにいると滞ってしまいます。そこで習慣づけたいのが、指を反らせるストレッチ(上記画像参照)。反対の手で4指をつかみ、付け根をグーッと伸ばす意識で10秒ほど反らせると、指の可動域の広がりを感じられるはず。手指の不調を予防するなら、この「指のストレッチ」と「コラーゲンの摂取」の合わせ技で対策するのがおすすめです。

加藤さんからのメッセージ

加藤さん手にはライフスタイルや美意識、年齢など、その人の人生が出るように感じています。顔のようにメイクで隠せない上に、人から見られる機会も多い。だからこそ、美しい手でいることが自信にもつながっていきます。できることからやってみて、継続できるルーティンをつくるのがおすすめです。家事や育児、仕事に介護と忙しい日々を送り、自分のケアを後回しにしている方も多いと思います。ぜひ、いつも頑張っている手をいたわる時間を作ってあげてください。

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2026年 2月2日(月)~2月28日(土)まで

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