美髪の敵!アホ毛対策で自慢の髪へ

メイクもコーディネートもばっちり!なのに、頭からピーンと飛び出た「アホ毛」のせいで、どこかだらしない印象に…なんてこと、ありませんか?女性の美は先端に宿るもの。髪の先までしっかり意識を巡らせて、あか抜けた印象にしたいですよね。
そこで今回は、毛髪診断士の本山典子先生に、アホ毛ができる原因や毎日のケア、緊急対策法などを教えていただきました。

(社)国際毛髪皮膚科学研究所代表理事、毛髪診断士。皮膚生理学、身体心理学に通じ、血液や神経に働きかけるオリジナルヘアケアメソッドが国内外で評価され、「本山メソッド」として話題に。現在は、企業で培ったビジネスキャリアと、専門スキルを活かした独自の知見をもとに「実働派コンサルタント」としても活動中。

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CHAPTER 1
どうして髪がピンピンするの?

アホ毛の原因を究明!

アホ毛とは、頭頂部からピンピン飛び出す短い毛や、うねった状態で生えてくる毛のこと。くせ毛は遺伝的な要因が大きいとされていますが、元々まっすぐな髪質であっても、ホルモンのバランスが変化しはじめる30代後半以降に、うねり毛が増えはじめるケースが多いようです。

ホルモンバランスの乱れ

毛根の内部にある毛乳頭(もうにゅうとう)は、血液によって運ばれた栄養分を元に髪の毛を作り出す、いわば髪の毛の製造工場。ところが、加齢や生活習慣からホルモンのバランスが乱れ、毛乳頭に十分な栄養や水分が届かなくなると、毛髪を構成するたんぱく質が変性し、うねり毛が生じる原因になります。

頭皮の弾力低下

頭皮の毛穴がゆがんでしまうのも、アホ毛を生む要因のひとつ。緊張やストレス、加齢などによって頭皮が弾力を失うと、突っ張って動きづらくなり、毛穴に負担がかかってゆがんでしまうのです。

ダメージの蓄積による「切れ毛」

ヘアアイロンやパーマ、カラーの連続使用などでダメージが蓄積すると、毛髪の内側の力がなくなり、切れ毛が発生しやすくなります。半端な長さで切れてしまった毛はボワボワと飛び出しやすく、まとまりの悪いスタイリングに。

CHAPTER 2
毎日の意識が大切!

アホ毛を生まない
日常ケア

特別なことをしなくても、髪の毛のコンディションは、日々の習慣をちょっと見直すだけで劇的に変わります。ポイントは清潔でやわらかい頭皮を保ち、髪の摩擦を避けること。例えばシャンプーなら「どう洗うか」がとても大切です。

毛穴を「寄せる」頭皮マッサージ

頭頂部は帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という筋膜で覆われており、この膜が硬くなると頭皮自体も硬くなり、突っ張ってきます。老廃物を押し出すイメージで、両方の手の指の腹で中央に毛穴を寄せるように、頭皮全体をほぐしていきましょう。シャンプー時に行ってもOK。

シャンプーで毛穴詰まりを解消

ゆがんだ毛を生む一因となる毛穴の皮脂や汚れは、シャンプーで取り除きましょう。頭皮をもみ上げるように洗い、毛先に向かって泡をすべらせると、摩擦ダメージも抑えられます。洗髪用のブラシを使うのもおすすめ。また「1分洗ったらすすぎは2分」と心得て、頭皮に余分なものを残さないよう、しっかり洗い流しましょう。

水分と油分のダブル保湿

マッサージ時やお風呂上がりには保湿も忘れずに。実は水分が不足しているうねり髪には、水分と油分の「ダブル保湿」が効果的です。フコイダンなど海藻ミネラル配合のローションやミストを全体にいきわたらせてから、ホホバやアルガンなど、髪との親和性が高いオイルをなじませて。

ダメージを防ぐヘアドライ

濡れた髪は頭皮から毛先までしっかり乾かすのが鉄則です。温冷交互に風を当てるのがおすすめ。髪に手を入れて動かしながら、熱を一カ所に集めないように風を送ると、ダメージを少なくできます。また、ロングヘアの方は、枕にシルクの布を巻き付けておくと、睡眠中の摩擦ダメージを軽減できます。

良質のたんぱく質を摂る

肉、魚、豆類など、良質のたんぱく質をしっかり摂ることが、健やかな髪を育むためにはとても大切です。また亜鉛、鉄、ヨウ素といったミネラル類も、意識して摂りたい栄養素です。

CHAPTER 3
家でも外出先でも!

今すぐできる
応急処置

今あるアホ毛をすぐになんとかしたい!という時、頼りになる対処方法をご紹介します。

スタイリング剤と
ドライヤーを使って抑える

浮きを抑えたい部分の根元にオイルをなじませ、抑えたい方向に毛束を引っ張りながら、上からドライヤーを当てると落ち着きます。全体的にモヤモヤとうねり毛が出やすい方は、冷風を多めに当てると髪の水分を保持でき、収まりやすくなります。

ヘアクリップやピンでアレンジ

外出先なら、ヘアアイテムを使ってアレンジを加えるのもひとつの手です。ヘアクリップやゴムを使ってまとめたり、飛び出したところをピンで留めても。

髪の分け目を変える

髪をなでつけてもピンと立ってしまう場合は、分け目を変えたり、髪の毛を流す方向を逆にしてみてください。時間がない時でも簡単にアホ毛を隠すことができます。

アホ毛を抜くのはNG!

目立つものはつい抜きがちですが、無理やり抜くと、頭皮の中で髪の成長を守っている毛根鞘(もうこんしょう)という部分を傷つけ、新しく生えてくる毛がさらに縮れてしまいます。一度傷ついた毛根の修復は難しいため、絶対に抜かないでください。

本山先生からの
メッセージ

私自身も年齢とともに髪のくせの出方が大きく変わりましたし、アホ毛やうねりでお悩みの方はとても多いと思います。頭皮のエイジングケアでずいぶん変わってきますので、まずは土台のケアをしっかり続けてみてください。また、髪形やスタイリングを変えることで、くせやうねりをキレイに見せる方法もたくさんあります。ひとつの個性ととらえて、自分らしさを活かしたヘアスタイルを楽しんでくださいね。

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