サンダルの季節到来!素足に自信がつくフットケア

素足を見せる機会の増えるシーズン到来!夏の足もとを彩るサンダルやペディキュアは、美しい素足にこそ映えるもの。ガサガサのかかとや汚れのたまった爪は、見た目が悪いだけでなく、足のトラブルにもつながるおそれがあるのだとか。今回は皮膚科医の高山かおる先生に、フットケアの重要性や、日常的なセルフケアの方法についてうかがいました!

新生暁子さん
Profile
高山 かおる先生

医学博士、皮膚科専門医。済生会川口総合病院皮膚科部長、(一社)足育研究会代表理事。皮膚科診療のかたわら、足と爪のケア外来を開設してセルフケアの指導も行う。健康な足を保つ重要性についてより広く啓発すべく、2015年に(一社)足育研究会を設立。著書に『皮膚科医の教える本当に正しい足のケア』(家の光社)ほか。

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CHAPTER 1
全身にも影響?

フットケアが大切な理由

人目に触れる機会が少ない足元は、ついケアをおろそかにしがちですよね。ですが、日々の生活の中でもっとも酷使している部位でもあるだけに、美しい素足には継続的なケアが不可欠。足トラブルを防ぐ意味でも重要です。

いつ見られても美しい

予期せず人前で素足になり、恥ずかしい思いをしたことはありませんか?足裏にたまった角質や爪の変形は、長い時間を経て蓄積されたもの。基本的なフットケアを習慣にしていれば、お金や時間をかけずとも、美しい素足をキープできます。
また「足の健康」と「美しさ」は不可分の関係。機能を重視したケアを継続することが、結果的に見た目の美しさにもつながります。

正しい歩行をキープ

足裏や爪、指にトラブルがあるとスムーズな重心移動ができなくなり、歩行に支障をきたすことがあります。また、うまく足が使えていないと、ひざや股関節にも負担がかかり、影響が全身に及ぶことも。生涯にわたって自分の足で歩き続けるためにも、「体の土台」である足を、継続的にケアする必要があるのです。

足の臭いを予防

足の裏に角質がたまっていると雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの要因になります。特に夏は汗と混ざり合って臭いが強くなりやすいため、定期的なケアで予防することが大切です。

足の異変に気づく

例えば、水虫は日本人の6人に1人に見られるといわれるポピュラーな病気ですが、かゆみが発生しないものもあり、気づかないまま放置すると爪にまでうつってしまうことも。自分で気づきづらい足の異変も、日々足に触れ、状態を観察することによって発見しやすくなります。

CHAPTER 2
どうにかしたい!

足トラブルの原因と
改善策

タコ・うおのめなどのちょっとした足トラブルは、見た目を損なうだけでなく、放置すると病気につながることも。トラブルの種類を問わず、毎日のフットケアが基本となりますが、自分に合った靴を選ぶことも改善の近道です。

角質肥厚

足の裏の皮膚は体の他の部分よりもターンオーバーが遅く、古い角質がたまりやすい場所。そこに靴による摩擦や乾燥が加わって、何もしないでいると硬くゴワついた状態になり、ひび割れを起こすこともあります。特に角質が厚くなりやすいかかとは念入りに保湿し、また靴もかかとが擦れないものを選んで。

タコ・うおのめ

タコもうおのめも、刺激を受けて厚くなった角質層のことをいい、タコは皮膚の上に盛り上がり、うおのめは皮膚の下に向かってくさび形に増殖するのが特徴です。足が前に滑る靴を履き続けると生じやすく、靴の環境を整えることが改善につながります。

巻き爪

地面を踏みしめる際、指の骨から爪に向かって垂直上方向に力が伝わるのが本来の形。ですが、指に力が乗っていなかったり、外反母趾で歩行バランスが崩れると、横から加わる力が大きくなって爪が巻きやすくなります。また、深爪など爪の切り方も巻き爪の原因に。歩き方のクセを正し、爪の形はスクエアオフ(角が丸い四角形)に整えましょう。

小指の爪の変形

小指の爪が変形するのは、靴に問題があるケースがほとんどです。高いヒールやつま先が細い靴を好んで履く人は、足の小指が内側に曲がる内反小趾になりやすく、外側を向いた小指の爪が常に圧迫される状態に。女性には非常に多く見られるトラブルで、改善には小指が当たらない形の靴を選ぶ必要があります。

CHAPTER 3
魅せる足になる!

セルフケアのメソッド

美しい足元づくりのポイントは、夏だけではなく1年中フットケアを”継続“すること!特に乾燥しやすい部位なので保湿は念入りに。見栄えが断然違ってきますよ。

よく洗って清潔にする

唯一地面に接している足には、非常に多くの汚れや雑菌が付着しているので、石けんをよく泡立てすみずみまで洗います。指の間や爪の周りなど細かい部分はブラシを使って。肌を傷めず小回りがきく、柔らかめの歯ブラシがおすすめです。洗ったあとは、指の裏側や間もしっかりタオルで拭き取りましょう。

角質オフ

かかとのガサつきが気になる場合は角質ケアを。皮膚が清潔で柔らかいお風呂上がりに、ヘラ型のやすりを一方向に動かしてオフします。ただしやりすぎは禁物。角質は日々丁寧に洗うことで除去できるので、月1〜2回程度にとどめましょう。角質オフの後は保湿を忘れずに。

保湿ケア

足には皮脂を分泌する皮脂腺がないため、保湿は非常に大切。乾燥しやすいかかとや爪、爪周りは特に念入りにケアしましょう。保湿剤はハンドクリームの残りなど、身の回りにあるもので構いませんが、乾燥が進んでいる場合は、ビタミンEやヒアルロン酸が配合された高保湿タイプを選んで。足の裏のベタつきが気になる場合は、濡れた肌に使える保湿剤を使用したり、ケア後に靴下を履くとよいでしょう。

マッサージ

保湿ケアの際には、靴の中でちぢこまっていた指を伸ばし、1日の疲れを取るマッサージを取り入れて。保湿剤を塗り込みながら爪を押したり、指や足首を回すと、血行がよくなり足指も動きやすくなります。

爪の切り方

巻き爪を防ぐために、爪の形はスクエアオフ(上記イラスト)が鉄則。また、爪が短いと指先にしっかり力が伝わらず、歩行バランスが崩れる原因になるため、指を覆う程度の長さをキープします。爪切りで両端から中央に向かって少しずつカットし、ヤスリを一方向に動かしてならします。爪の角は外側から内側に向けてヤスリをかけて。

美しく健康な足を保つTips

  1. ・爪切りは少しずつ細かく切れる直線刃タイプがおすすめです。
  2. ・フットケアに使用する道具は清潔に!使用後の爪切りやヤスリ(金属、ガラス製のもの)は石けんで洗い、流水ですすいで消毒用アルコールスプレーを吹きかけてからしまいましょう。爪切りやヤスリの使い回しは感染の危険があるため家族間であっても避け「マイ爪切り」を使って。
  3. ・パンプスが前滑りする場合は、市販のシリコンジェル製滑り止めパッドを使うとよいでしょう。厚さが薄いものから試すとフィットしやすいです。また、取り外し可能なシューズストラップを利用するのも◎。足首を固定するタイプなら、かなり前滑りを防ぐことができます
  4. ・ファッション性の高い靴は足に負担をかけるものも多いため、履く場合は短時間にとどめ、足に合う基本の一足と使い分けるとよいでしょう。TPOに応じて靴を選んで!

高山先生からのメッセージ

高山先生「人生100年時代」に向けて、自分の足で歩ける状態を保つことは、いつまでも自分のやりたいことをかなえるためにとても大切なこと。そのために、これからは歯磨きと同じように、日常的な習慣としてフットケアを続けてほしいと思います。Healthy&Beautyの言葉どおり、美しさは健康な体に宿るもの。堂々と見せられる素足を目指してください。

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