肌荒れでよく見られる症状|原因と予防のためのスキンケア
2025.06.09
10分

かさつきや赤み、ひりつきなどといった肌荒れに、日常的に悩まされている人が多いのではないでしょうか。肌荒れは、赤ちゃんから大人まで多くの人が悩まされているものです。
本記事では、肌荒れでよく見られる症状や原因、湿疹との違いなどを解説します。また、肌荒れを予防するためのスキンケア方法や生活習慣についてもまとめました。ぜひ最後まで読んでください。
目次
肌荒れでよく見られる症状
通常、肌はなめらかに整っているのが健康的な状態ですが、肌荒れが起こるとなめらかさが失われ、以下のような症状が見られるようになります。
【肌荒れでよく見られる症状】
- かさつき・乾燥
- 赤み・炎症
- ひりつき・痛み
- ニキビ・吹き出物
- ごわつき
- かゆみ
- くすみ
- 毛穴の開き
肌荒れの改善方法とは?
肌荒れにより、どのような症状が出ているのかを確認し、それぞれの症状に合わせて市販薬等を活用し改善を目指しましょう。
かゆみや痛みが強く出ている場合は、医療機関を受診して医師の判断を仰ぐことも大切です。
肌荒れが起こってしまう原因とは?
肌荒れが起こってしまう主な原因として、次の3つが挙げられます。
【肌荒れが起こってしまう原因】
- バリア機能の低下による肌荒れ
- 肌のターンオーバーの乱れによる肌荒れ
- ホルモンバランスの乱れによる肌荒れ
バリア機能の低下による肌荒れ
外部刺激から肌を守るため、肌の角層と呼ばれる層に肌の水分を保つためのバリア機能が備わっています。角層は「細胞間脂質」「天然保湿因子(NMF)」「皮脂膜」の3つから形成されており、これらのバランスが整っていることでバリア機能が正常に働きます。
しかし、乾燥や紫外線、摩擦などの影響でバリア機能が低下すると、肌の水分が逃げやすくなり、赤みやかゆみ、ゴワつきなどの肌荒れが引き起こされてしまいます。次に説明するターンオーバーやホルモンバランスの乱れによっても、肌のバリア機能が低下することがあります。
肌のターンオーバーの乱れによる肌荒れ
肌のターンオーバーとは、古い細胞を新しい細胞と入れ替えるためのサイクルのことを指します。肌の一番奥で新しい細胞が生成されて表面に押し上げられると、肌表面の古い細胞が押し出されて剥がれ落ちるという仕組みです。
肌のターンオーバーは約28日周期で入れ替わるのが通常ですが、生活習慣の乱れや加齢、ストレスなどが原因となりターンオーバーが乱れることがあります。ターンオーバーが乱れると、古い角質が表面に残ることで、くすみやゴワつき、ニキビなどの肌荒れが引き起こされやすくなります。
ホルモンバランスの乱れによる肌荒れ
生理前やストレス、睡眠不足などによって、女性ホルモンの一種である「黄体ホルモン」が増加します。黄体ホルモンは皮脂の分泌を促すはたらきがあるため、増加するとニキビや毛穴の開きなどといった肌荒れが起こりやすくなります。
肌荒れの症状が出やすい顔のパーツ
顔のなかでも肌荒れの症状が出やすい部分があります。具体的な特徴は、以下のとおりです。
頬 | ▼ 乾燥しやすく、赤みやかさつきが出やすい ▼ マスクの摩擦や紫外線ダメージが影響することも |
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Tゾーン(額・鼻) | ▼ 皮脂分泌が多く、毛穴の開きやニキビができやすい ▼ 洗顔のしすぎやスキンケア不足でバランスが崩れやすい |
口まわり | ▼ 乾燥しやすく、皮むけやゴワつきやすい ▼ 食べ物の刺激や、ホルモンバランスの影響を受けやすい |
あご・フェイスライン | ▼ 大人ニキビができやすい部位 ▼ ホルモンバランスの乱れや、ストレスが影響することが多い |
目元 | ▼ 乾燥による小ジワができやすい。 ▼ クレンジングなどでのこすりすぎによる負担にも注意 |
肌荒れを予防するためのケア方法
悩ましい肌荒れを予防するためには、日頃のスキンケアや生活習慣に気をつける必要があります。次の4つのポイントを押さえておきましょう。
【肌荒れを予防するためのケアのポイント】
- 洗顔は優しく適度に
- 保湿をしっかりする
- 紫外線対策を怠らない
- 生活習慣を見直す
洗顔は優しく適度に
洗顔の際はたっぷりの泡で顔全体を包み込むように洗います。強くこすると、摩擦で肌荒れを引き起こす原因になります。また、こまめに洗いすぎると、皮脂を必要以上に落としてしまったり、肌のバリア機能低下につながったりするため、朝と夜の1日2回程度にしておきましょう。
保湿をしっかりする
肌の乾燥は、水分不足によるかさつきや粉吹きだけでなく、皮脂の過剰分泌による肌荒れにつながります。洗顔後はすぐに化粧水や美容液、クリームで保湿し、肌に水分を閉じ込めましょう。
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紫外線対策を怠らない
日やけは夏のイメージがありますが、紫外線は年中降り注いでいるため、季節を問わず日やけ止めを毎日塗布することが理想です。2〜3時間おきに塗り直すことも忘れないようにしましょう。また、日やけ止めだけに頼らず、日傘や帽子、サングラスなどを活用して物理的に紫外線を避けるための対策をおこなうことで、肌を守ることができます。
生活習慣を見直す
生活習慣の乱れは肌荒れの大きな要因となります。外側からのケアだけでなく、下記のように体を内側から整えることも肌荒れを改善・予防するためのポイントです。生活習慣の見直しも、肌荒れ対策として今日から取り入れましょう。
- 1日7〜8時間の質の良い睡眠を取る
- ビタミンやミネラルを含む栄養バランスの良い食事を摂る
- ターンオーバー促進のため、定期的な運動で汗をかく
- 湯船に浸かるなど、リラックスできる時間を作る
自分の肌に合ったスキンケア商品を選ぼう
世の中には様々なスキンケア商品があり、商品によって含まれる成分やテクスチャーなどが異なるため、自分の肌質や肌悩みに合うものを選ぶことが大切になります。
そのためにも、「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」など、自分の肌がどのタイプなのかを知っておき、適切なスキンケアの商品や方法を把握しておきましょう。
スキンケアと正しい生活習慣で肌荒れ予防を!
肌荒れは、肌本来のバリア機能の低下、肌のターンオーバーの乱れ、ホルモンバランスの乱れによって起こります。これらは正しいスキンケアと生活習慣によって予防することができるため、今一度見直してみましょう。
特にスキンケアでは、自分の肌質に合った方法やアイテムを使用するのが大切なポイントになります。ライスフォースでは様々な肌悩みに対応したスキンケアアイテムを取り扱っています。ぜひ自分にぴったりのスキンケアアイテムを見つけてみてください。