RADIO DONUTS(J-WAVE)
“美の秘訣を探る”
RICEFORCE Be yourself
毎週土曜日8:30〜8:40、J-WAVEにてライスフォース協賛のラジオ番組をお届け。
タレント、女優、モデル、アーティスト、クリエイターetc…
日ごろから人前に立つ彼ら・彼女らがメイクを落とす時。それは究極のリラックスタイム。
素顔の彼らは普段からどんなライフスタイルを送り、どんな美容法を実践しているのか?
日々積み重ねられる【美の秘訣】を探る10分間です。
歌舞伎の絵を描くことで、将来演じたい役をイメージします。
オフの時間は絵を描くことが好きです。風景をスケッチするということはなく、歌舞伎の絵だけひたすら描いています。描いている時は将来その役をやっている時をイメージしながら描いていて、自分が憧れている役を描くことが多いですね。画材は顔彩とか、色鉛筆、クレパス、色のついた筆ペンとか、一つの作品にしてもいろいろな画材を使います。昔の写真だったり、先輩方の写真を見て描くと、その役者さんの違いが分かって、新たな発見があることも多いです。すべては歌舞伎に活かすためですね。あとは、音楽を聴くことが好きです。一番好きなのは欅坂46さんなんですけど、マイケル・ジャクソンも好きです。もともと洋楽しか聴かなかったのですが、今はいろんな歌手の方の気に入った曲を聴いている感じです。
歌舞伎の化粧は、役になりきるための第一歩。
歌舞伎における化粧というのは、一つの役になるときに一番最初にする行程ですし、自分が大事にしていることですね。一番難しいのは、鬢付け油という下地を塗ることです。均等に顔全体に塗られていないと、そのあとおしろいを塗った時に、ムラになってしまいます。気候によっても肌が変わってきたりするので、それに合わせて化粧も変えていかなければならないので、そこは難しいところですね。その役に合った化粧があるので、化粧で本当にその役のイメージが変わると思うし、自分なりの工夫を加えることが多いですね。
お知らせ
市川染五郎著 『儚 市川染五郎』11月1日発売(講談社)