自分の肌質を知っていますか?タイプ別の特徴と確かめる方法
2025.06.09
10分
乾燥やべたつき、黒ずみなど、肌の悩みは人それぞれですが、その原因のひとつが肌質に合っていないスキンケアです。いつも何となくおこなっているスキンケアが、実は自分の肌質に合っておらず、知らぬ間に悩みを悪化させているかもしれません。
本記事では、一般的な5つの肌タイプの特徴や診断方法、それぞれの肌質に合ったスキンケアの方法などを解説します。自分の肌質を理解したうえで、最適なスキンケアの方法を見ていきましょう。
目次
あなたは自分の肌質を知っていますか?
肌質には、普通肌や乾燥肌以外にも、乾燥肌と脂性肌(オイリースキン)が混ざった混合肌(インナードライ)など様々なタイプがあります。自分は普通肌だと思っていたけど、よく調べたら実は違ったということも珍しくありません。
自分の肌質を理解すれば、それに合ったスキンケアやアイテム選びが可能となり、その結果肌の調子やメイクの仕上がりに対する良い影響が期待できます。ぜひこの機会に一度、自分の肌質をチェックしてみてはいかがでしょうか。
【タイプ別】肌質ごとの特徴をチェック!
肌質は肌の水分量や皮脂量のバランスによって、主に以下の5つに分けられます。
【肌質の種類】
- 普通肌
- 乾燥肌
- 脂性肌(オイリースキン)
- 混合肌(インナードライ)
- 敏感肌
普通肌
肌の水分量が多く、皮脂量が少ないタイプです。
水分と皮脂量のバランスがとれているため肌にうるおいと適度なツヤがあり、キメが整っている人が多いです。ファンデーションののりが良い、ヨレや崩れが気になりにくいなど5つのタイプのなかでも理想的な肌質といえます。
乾燥肌
肌の水分量と皮脂量、どちらも少ないタイプです。
水分量が少ないと、外部刺激を感じやすく、また、ごわつきやキメが乱れやすくなります。これらの理由から乾燥肌の人は、肌トラブルが発生しやすい特徴があります。
脂性肌(オイリースキン)
肌の水分量と皮脂量、どちらも多いタイプです。
うるおいや弾力は十分ですが、水分量だけでなく皮脂量も多いため、顔全体のテカリやべたつきが気になることもあります。また、皮脂詰まりによる毛穴の開き・黒ずみなどの悩みも抱えやすいタイプといえます。
混合肌(インナードライ)
顔の部位によって乾燥肌と脂性肌が混在しているタイプです。
部分的に乾燥していたり、皮脂量が多かったりするため、Tゾーンはべたつきが気になるが目元や口元は乾燥しているなど、部分ごとに異なる肌悩みが発生しやすいのが特徴です。
敏感肌
紫外線やホコリなどの外部刺激を受けやすいタイプです。
肌への刺激となるのは、寒暖差や衣類の繊維、アクセサリーや花粉など人それぞれで、こういった特定の刺激に対する過敏反応が、肌のごわつきや荒れを引き起こします。また、乾燥していると外部刺激を感じやすいと言われていますので、乾燥肌の人は敏感肌になりやすいといえます。
肌質を簡単に自分で確かめる方法
「自分がどの肌質に当てはまるかわからない」という人は、以下の方法で肌質を確認してみましょう。
【肌質を簡単に自分で確かめる方法】
- 洗顔後の肌の状態で確かめる
- ベースメイクから約5時間後の状態で確かめる
洗顔後の肌の状態で確かめる
洗顔後は肌の状態が観察しやすいため、自分の肌質を判断するのに適しています。洗顔後、化粧水やクリームをつけずに10分ほど放置したときの肌の状態を観察してみましょう。
特に顔のつっぱりやべたつきなどを感じない場合、普通肌の可能性が高いです。一方、顔全体につっぱりを感じる場合は乾燥肌、顔全体にテカリやべたつきを感じる場合は脂性肌の可能性があります。頬につっぱり感があるがTゾーンはテカリが見られるなど、部分ごとに症状が異なる場合は混合肌の可能性が高いでしょう。
ベースメイクから約5時間後の状態で確かめる
メイクの崩れ方も、自分の肌質を知る重要な手がかりとなります。いつものスキンケアをおこなったあと、ベースメイクで肌を整えてから約5時間後のメイクの崩れ方を観察しましょう。
特に化粧崩れが気にならない場合は普通肌の可能性が高いです。一方、つやがなくなり、崩れた部分にファンデーションを重ねてものりが良くない場合は乾燥肌の可能性が、顔に触れると指に皮脂がつく場合は脂性肌の可能性があります。洗顔時と同様、Tゾーンはテカっているのに頬はカサつくなど部位によって崩れ方が異なる場合は、混合肌の可能性が高いです。
肌質に合ったスキンケアの仕方
自分の肌質に合ったケアを取り入れれば、気になる点をカバーして健やかな肌を保ちやすくなります。ここからは、それぞれタイプに適したスキンケアの方法をご紹介します。
普通肌のスキンケア
普通肌の人は、基本的に肌トラブルが起きにくい傾向にあるため、特別なスキンケアは不要です。クレンジングや洗顔でしっかり汚れを落としたあと、メーカー推奨の基本量で、化粧水やクリームなどを塗布しましょう。
ただし、肌質は季節や生活習慣で変わることがあるため油断しないことが重要です。乾燥する時期はクリームを追加するなど、環境や肌の状態に合わせて適切なスキンケアを心がけましょう。
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌の人は、肌の水分と油分がともに不足しているため、化粧水や美容液、クリームなどで水溶性・油溶性のうるおいをしっかり補給することが重要です。目元や口元、頬など乾燥を感じる部位は、若干多めに化粧水やクリームを重ね付けすると良いでしょう。
また、朝の洗顔後やお風呂上がりだけでなく、日中もこまめに保湿ケアをすると乾燥予防になります。それでも乾燥が続く場合は、より保湿力の高いアイテムへと見直しを図るのがおすすめです。
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脂性肌(オイリースキン)のスキンケア
脂性肌の人は、皮脂量が多いため、乳液やクリームなどは油分の少ないさっぱりタイプの保湿ケアアイテムがおすすめです。肌の状態によっては、メーカー推奨の使用量よりも少な目にして塗布するなど油分を調整しましょう。
脂性肌の人が保湿力の高いアイテムを使用していると、毛穴詰まりによってニキビができる可能性があるため注意が必要です。
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混合肌(インナードライ)のスキンケア
混合肌インナードライの人は、部位によって必要なケアを見極めることが重要です。
頬や口元は保湿剤を重ね付けする、目元はアイクリームを使用するなど、乾燥が気になる部分は重点的に保湿します。反対に、Tゾーンなど脂っぽい部分は、油分の少ないアイテムを使用する、乳液、クリームは少量にするなどの方法で油分を調整しましょう。
敏感肌のスキンケア
敏感肌の人は、肌への刺激が少ないスキンケアアイテムを選ぶことが重要です。肌への刺激となる摩擦を抑えるためにも、化粧水やクリームなどは十分な量をとり、手のひらで軽くプレスするようになじませましょう。
また、乾燥は肌荒れの原因のひとつです。そのため敏感肌の人は、低刺激ながらも保湿力のあるアイテムで、余分な刺激を避けながら肌に必要な水分を補うことが重要となります。
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自分の肌質が変わることはある?
肌の水分量や皮脂量は、加齢や季節や環境などによって変わってきます。そのため「普通肌だから何もしなくて大丈夫」「乾燥肌だからずっと同じお手入れ方法にしよう」などと思わず、肌の状態に合わせてスキンケア方法も調整することが重要です。
また、女性は生理周期や加齢などによるホルモンバランスの変化も肌に影響します。乾燥しやすくなったなど肌の変化を感じたら、より保湿力の高いアイテムに切り替える、定期的にパックをするなどの柔軟な対応で肌トラブルを未然に防ぎましょう。
あなたの肌質に合ったスキンケアで肌の悩みを改善しよう!
肌質は肌の水分量と皮脂量のバランスによって、大きく分けて普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌の5つに分かれます。日々のスキンケアが自分の肌質に合っていないと、肌トラブルの原因となるため注意が必要です。
肌を健やかに保つには、自分の肌質を理解し、それに合ったケアを取り入れることが重要です。



