近年は、一年を通してトレンドスイーツでもあるかき氷。最近は様々なかき氷が登場して、どれも美味しそうで目移りしてしまいますね。今流行のかき氷やご当地かき氷、海外のかき氷には、どのようなものがあるのでしょうか?
エスプーマとは「泡」を意味するスペイン語です。ホイップクリームのようにモコモコにさせた蜜(ソース)を氷の上に乗せた「エスプーマかき氷」は、まだまだ進化中です。
クレームブリュレやティラミスを彷彿とさせる、洋風スイーツのようなかき氷も人気です。かき氷とケーキのハイブリッドとも言われています。
かき氷の上に練乳をかけて果物を盛り付け、小豆餡を乗せたかき氷「白くま(しろくま)」はあまりにも有名です。鹿児島市発祥とされ、名称の由来は諸説あります。
沖縄で「ぜんざい」と言えば、甘く煮た金時豆と白玉の上に氷が乗った“かき氷”のことです。県内でも様々なスタイルのぜんざいがあるので、食べ比べも楽しそうです。
温暖な台湾でとれるフルーツをたっぷり使った「台湾かき氷」。マンゴーやイチゴはもちろん、同じく台湾名物である「タピオカミルクティー」味なども人気です。
フィリピンのデザートとして有名な「ハロハロ(Haluhalo)」。パフェやサンデーのような風貌で、かき氷にフルーツやアイスクリームなど、様々な材料が加えられます。
かき氷屋さんなどで食べるプロの味は、格別の美味しさです。でも「自宅でもかき氷が食べたい!」という方も多いはず。そこで今回は、鈴木さんに、お家でできるヘルシーなかき氷のシロップレシピを教えていただきました。
牛乳 200ml
砂糖 32g
アールグレイ茶葉 7g
練乳 適量
- ① 鍋に牛乳、砂糖、茶葉を入れ煮出す。
- ② 茶葉の色が出たら茶こしでこす。
- ③ 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてシロップの完成。
アールグレイの香りを楽しんだら、お好みで練乳をかけるとまた、一味違って楽しめます。
キウイフルーツ 2個
砂糖 60g
水 120g
白ワイン 10g
レモン汁 1/6個分
プレーンヨーグルト 160g
蜂蜜 10g
練乳 20g
- ① ヨーグルトと蜂蜜を合わせておく。
- ② 砂糖、水、白ワイン、レモン汁を鍋で加熱し、沸騰したらキウイと合わせてミキサーにかける。
- ③ 冷蔵庫で冷やして、シロップの完成。
練乳、キウイシロップ、ヨーグルトの順にシロップをかけます。フルーツの食感とヨーグルトのまろやかさをお楽しみください。
黒糖 80g
水 120g
白玉粉 30g
抹茶 2g
水 少々
ゆであずき缶 120g
きなこ 15g
- ① 白玉粉、抹茶に水を加え、練って形を整え茹でておく。
- ② 黒糖、水を鍋に入れ、沸騰直前で火を止める。
- ③ 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし、シロップの完成。
黒蜜シロップ、あずき、きなこの順にかけ、最後に白玉を乗せます。もちもちの食感と和のコラボレーションをお楽しみください。
ここ数年で、かき氷はどんどん魅力的に進化しています。
お店で楽しむのはもちろん、ぜひ、いろいろな食材を組み合わせて自分オリジナルのシロップを作ってみてください。
食感が楽しめるような食材を入れるともっと楽しめると思いますよ。
また、余ったフルーツシロップにしょうが汁を絞って紅茶を注ぐとオリジナルフルーツジンジャーティーの出来上がり。体が冷えた時にお試しください。