Rice Force Night

25th Anniversary Rice Force Night

2026年3月14日(土)21時より、生配信イベント
「ライスフォースナイト」を開催しました。
フリーアナウンサー堀井美香さんによる
短編小説の朗読、
そしてトークゲストに笹川友里さんをお迎えしての
クロストークの2部構成で行いました。
当日のイベントの様子をお届けいたします。

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イベント概要

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    ライスフォース25周年を記念したオンラインイベント「ライスフォースナイト」を開催。

    テーマは「急がば、育め。」。忙しい日常のなかで立ち止まり、自分自身と向き合う時間を届けるイベントです。

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    第1部では、書き下ろし短編小説の朗読を実施。

    映像作家として活躍する箱田優子氏による書き下ろし短編小説『トッツィーはおしゃべり』を、フリーアナウンサーの堀井美香さんが朗読。数々の朗読会を成功させてきた堀井さんの声で紡がれる物語で、忙しない日常のなかで立ち止まり、自分自身を見つめる時間をお届けしました。

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    第2部では、堀井美香さんと笹川友里さんによるクロストークを実施。

    TBS退社後フリーとして活躍する堀井美香さんと、独立後起業家としても活動する笹川友里さんが登壇。年齢を重ねること、キャリアを育てること、自分自身と向き合うことなどをテーマに語り合うトークセッションをお届けしました。

イベントレポート report

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第1部は『急がば、育め。』をテーマにした短編小説
『トッツィーはおしゃべり』を堀井美香さんが朗読

朗読された『トッツィーはおしゃべり』は、CMディレクターや映像監督として活躍する新進気鋭の箱田優子さんの書下ろし短編小説で、ライスフォース25周年のテーマの『急がば、育め。』をテーマにした、43歳の映像作家の女性の日常を描いています。「朝、鏡を覗けば母がいる。」という一文から始まり、主人公は自分の鏡に映る姿=「母の面影」に「トッツィー」(和訳:かわいこちゃん)と名付けます。彼女と過ごすことで、母との関係性や自身の内面と向き合い、変化へ気づいていく物語です。

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朗読をしたのは、フリーアナウンサーの堀井美香さん。ご自身の主催する朗読会は常に完売するほどの人気だというその語り口はやはりとても魅力的で、物語の主人公がまるでそこに存在しているよう。堀井さんの豊かな表情と流れるような言葉たちの世界に引き込まれ、物語が終わったときにはふふっと笑みがこぼれるような時間でした。

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第2部は『急がば、育め。』をテーマに
堀井美香さんと笹川友里さんによるクロストーク

元上司・部下の二人のクロストークは大盛り上がり!

堀井さんに加え、「今を生きる女性たちの想いを語り合うトークセッション」として、モデル・起業家として活躍する笹川友里さんとのクロストークが始まりました。テーブルの上には、ライスフォースの「プレミアムパーフェクト」、そして「ディープモイスチュア」シリーズがスタンバイ。

実はテレビ局時代、「堀井班」で上司と部下だったというお二人。仲の良さが伝わる、とてもにこやかな雰囲気の中、トークは進みました。

朗読した小説に関し、堀井さんは「自分のトッツィーにも愛着があります。お聞きになっている皆さんも、ご自身のトッツィーを探していたんじゃないかなと思います」とお話されました。一方、朗読をそばで聞いていた笹川さんは、「母と娘という唯一無二で一番近い、けれども素直になりきれない存在。自分の中に母を見つけてハッとするときってありますよね」と共感を覚えたと語りました。

「ライスフォース」というブランドの魅力を語る

お二人に「ライスフォース」ブランドについてお聞きすると、「テレビ局の社員時代に知り、100%国産の白米が原料というのにまず驚きました。そして使うととても浸透力が高い*ことにも驚いた記憶があります」と堀井さん。そして笹川さんは「今ちょうど花粉症などで肌がゆらいでいる方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、どんな肌質の方にも合う、信頼がおけるブランドというイメージがあります」と語ってくれました。

*角質層まで

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『急がば、育め。』というテーマに共感!

「何事もプロセスの時間に意味があるということ。義務として考えるのではなく、楽しい時間にしていくために工夫したいなと思いました。子育てにも似ているなと思い、最初の時期に知っておけばよかった」と堀井さん。笹川さんも「本当にそうです。子育てとスキンケアの2つで腑に落ちました。スキンケアの時間がないからとさぼっているとどんどん肌はくずれていくので、本当にこの言葉は刺さりました」としみじみ。

お互いの魅力を語る場面では、同じ職場で働いていたお二人だからこその視点が

お互いについてこの人らしいと思う魅力を問われると、「笹川さんは物事をなすときに 周りをハッピーにしながら巻き込んでいくという力があると思っていました。笹川さんがいるだけで周りがすごく和やかな雰囲気になり、心の知能指数みたいなものが抜群に高い人だなと」と語りました。一方笹川さんは、「テレビ局当時からご自身で企画を作っておられたのですが、そういう方はいなかったので、その爆発力と深め方はすごいです。面白さを消化させる力というのが、 異様にお有りな方だなと思います」と強く語った後、「ただのファンの話みたいですが」と苦笑されました。

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同世代の女性たちにエールを送るお二人

お二人の育んできた人生を振り返りながら、「自立」「転換」「土台」というテーマ別のクロストークが展開され、配信の最後には同世代の女性たちに向けてメッセージをいただきました。「本当に、“自分ファースト”というか、トッツィーもそうでしたが、自分を褒めてみたり、自分を大切にすることを皆さんと一緒に楽しんでいけたらなと思います」と堀井さん、そして「あえて子育て世代の方に言わせていただきますが、本当にお疲れ様です。頑張り癖がついちゃうと思うのですが、『常に自分は頑張ってる』と思いながら無理をしすぎないっていうのを心がけるくらいでちょうどいいのかなって最近思えるようになってきて。 こういう素敵な先輩に時々愚痴を聞いてもらうなど、人に寄りかかりながら一緒に頑張っていきましょう」と語った笹川さん。

年齢を重ねることは決して失うことではなく、トッツィーのような最高の理解者を自分の中に育てていく過程かもしれない――。そんな皆さんの育む時間にライスフォースは寄り添い続けるというメッセージで、楽しい時間は幕を下ろしました。

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ストーリー内容 story

私。43歳。
性別女性。映像作家。
既婚で子無し。
実母との関係、……微妙。

主人公は私。
緩やかなエッセイ調で話が進む
ドキュメンタリー風フィクション。
母の面影に名前を付ける。
その名は『トッツィー』
トッツィーと対話することで、
己の心の澱に触れていく。

「トッツィーはおしゃべり」を読む

トッツィーはおしゃべり

作:箱田優子

 朝、鏡を覗けば母がいる。すっぴんの眉間や口角に見える縦線。目元の皺。最近、自分の顔に母の面影を見るようになった。歳を重ねる毎、薄皮の奥から滲み出る血の繋がりに胸がつまる。私が知る母は柔らかい笑顔と裏腹に大変ウェットな性格で、隣に居るとその闇に取り込まれそうな居心地の悪さがあった。大学進学を機に田舎から上京。そこで私は逃げた。逃げ続けて今、鏡を介して再び母と顔を合わせている。

 43歳。性別女性。仕事は映像作家。子供はいない。「自由な人生だね」なんて嫌味も、最早言ってくれる人もいない。やさぐれるような時期も去り、自分の機嫌は自分で取れるスキルもゲットした。ただ、そんな私の朝のルーティンは中年期メジャー街道をひた走っており、ぶっちぎりで地味に辛い。深酒した夜を夢うつつに反省しながら、枕に溜まる匂いを吸い込み起きる。嘘、え、なんか臭う。おじさんが寝てたのかとギョッとするが、隣にはパートナーのおじさんが別で寝ているので、出所は自分である事に再度ギョッとする。一晩で醸成された哀しみを洗い流すべく、熱めのシャワーを浴び、抜け落ちた毛髪をかき集める。課金してまで全身脱毛した毛を頭部に持ってく永久機関はないもんかね、とぶつくさ言いながら洗面所の床を掃除していると、ナチュラルに腰をケアする姿勢をとっている。ああ、完璧な中年だ。どこに出しても恥ずかしくないほどに中年だ。世の男子たちよ、SNSに転がってないリアルがここにあるぜ、と思いながら鏡を見る。うすらぼんやり口角が下がった顔の奥に、また疲れた母の影。いつもなら恐怖でパッと自撮り風に頰と口角を上げ、目の奥に力を入れてオフィシャルな顔をインストールするのだが、この日は気まぐれに鏡の奥に居座る母としばし向き合ってみる事にした。

 さて、この逃げても逃げても追ってくる『これ』と、どう付き合っていくべきか。どう対処したらいいのか。問題解決、その為の具体的措置。これはもう仕事だ、考えろ、起動しろ、そのための創作活動だろ、と己を鼓舞したところ、妙案を思いつく。そうだ『これ』に名前を付けてみよう。ニックネームを付ければ愛着が持てるかもしれない。

 私は母の面影に『トッツィー』と名付けた。シンプルに母の名前をもじってみたところ、自分の生まれ年にヒットした、某コメディ映画のタイトルと同名だった。和訳すると【かわいこちゃん】。偶然だが悪くない。急に文字通り【かわいこちゃん】に思えてくるものだから、所詮は私の脳、単純でありがたいと思った。

 トッツィーは素直だ。すぐ顔に出る。暴飲暴食を極めた次の日の朝なんて最悪だ。最高にむくんだトッツィーがぬぼっと現れる。「おはー」とも言わずへの字口。無言の圧がひどい。すいません、私のせいです。トッツィーは下がった口角がデフォルトで、下がった瞼で真っ直ぐに私を見据え、戒めてくれる。あれ、意外と良い奴かもしれない。こんなにも自分に向き合ってくれる人って最近いたっけ。いやこんなに誰かと私は向き合ってきたっけか。会話中は適度に視線を外す、食事するなら横並びか斜向かい、長時間目が合えばその人の視線ビームで失明するんじゃと怯え身構える日々。皆適度に嘘をついていて、本当のことは言わない。それが大人の所作だと思っていた。それに反してトッツィーはがっつり目線を合わせてくる。いや鏡だから私が見れば、向こうも見てくるわけだが、その当たり前に新鮮さを覚えた。への字口のかわいこちゃん、トッツィー。変わり者のペットを飼うような気持ちで、私はトッツィーを愛でる事に成功した。

「ねえ、トッツィー。今日リキッドファンデにしたんだけど。どう調子」
「ねえ、トッツィー。今日クマやばい。寝てないっしょ。てか寝るわごめん」
「ねえ、トッツィー。今日なんかニヤケ顔じゃん。良い事あった?あったねえ」
 朝、シャワーを浴びる浴室で。顔を拭いた洗面所で。メイク中の鏡で。夜、シャワーを浴びる浴室で。顔を洗う洗面所で。スキンケア中の鏡で。手をかければ肌艶は良くなるし、顔色も違う。表情も、こちらが笑いかければ、そのまま笑い返してくれる。愛でれば愛でるほど、トッツィーはキラキラとしていくし、こりゃWIN-WINてやつだねと、私もトッツィーも共にほくそ笑んだ。誰に言うでもない、私とトッツィーの秘密の関係は、こと見た目に関してだが、恋やら何やらでホルモンぶち上げてこ、みたいな精神論的な頼りなさは無く、ドライな関係が仕事仲間のような、物言わぬ相棒のようなもので、私には都合が良かった。

 ある大晦日の夜。自宅のテレビでは、紅白歌合戦で大物ロックバンドが久々出場!と盛り上がっていた。年末年始はいつも東京で過ごし、三が日を過ぎてから実家へ日帰りで帰省する。それが叶うか叶わないかは気力と体調次第。我儘の恩知らず、常識知らずと言われても、それは仕様が無いものだったし、長年積み上げてきた母との丁度良い距離感だった。暖かなリビングで正月めいたツマミやらを料理しながら晩酌をし、特段会話もないパートナーとの時間が好きだった。穏やかな時間を切り裂くスマホのバイブ音。この時間、このタイミングで電話をかけてくるのは一人しかいない。母だ。

 リビングを離れ、奥の寝室で通話ボタンをタップする。
「もしもし?!」
耳が遠い母の声は電話口でも大きい。ここまで前振りをすると、何か問題ある親なのかと思う方もいるかもしれないが、そんなことは全くない。悪人か善人かの2択で言うなら客観的には断然後者だ。電話を通じて、本当に何でもない会話がなされる。いつ帰るんだっけ?とか、彼は元気?とか、仕事は忙しい?とか。どこの家庭でもあるような平凡な会話。私はとにかく明るく会話を進めることに努める。
「うんうん!そうなんだよー!」
「いやマジで、この年末仕事やばくて!!」
「うんうんうんうん!でもまあまあ元気!」
母の次の言葉がネガじゃないことを祈りながら喋り倒したが、そんな努力も叶わず母は鋭角に切り込んできた。
「はぁ……」
湿度あるため息。しまった。
「私はね、もう婆さん。もう死んじゃうよ」
もちろんジョークだ。ジョークなのだが本音の闇が見える。
「大丈夫!みんな漏れなく死ぬから安心しなさい!わはは」
努めて明るく。努めて元気に。努めて冗談をまぶして、電話を切った。

 暗く冷えた寝室を出て、奥のリビングの灯りを見る。例のバンドの曲が聴こえる。夢とか希望とかを歌いあげる、90年代に流行ったあのヒットソング。ああ、もう出てたのか。廊下横の洗面所は闇で見えない。リビングに戻る頃には、ボーカルのシャウトに合わせ観客が嬉々としてジャンプしていた。勢いよく舞う紙吹雪が眩しい。
「あーりがとうございましたあぁ!!」
興奮する司会者がマイク越しに感謝を叫ぶ頃には、私の顔は涙でズブ濡れだった。
「……そんなに紅白好きなの?」
パートナーの優しく頓珍漢な質問に、
「いやマジ最高」
と返して顔を洗いにその場を離れた。

 洗面所の灯りをつけると、鏡の中にはトッツィーがいた。面の皮が下がりに下がり、子供なんだか老婆なんだか、よくわからない泣きっ面。私はトッツィーに悪態をついた。
「なんなのその顔。ベタベタついてこないで!その顔が嫌!」
「……はあ。そりゃこっちのセリフだわ」
トッツィーが喋り始めた。驚き、華麗に二度見した。当たり前だが私とトッツィー二人ともだ。トッツィーが続ける。
「あー、テステス。聞こえてますかぁ、どうぞ」
頷くとトッツィーがさらに続ける。
「一旦黙って聞いて?ほらこっちが口動かしてペラペラ喋るとホラー感出ちゃうから」
既に鏡越しにテレパシーで会話してる時点で結構なホラーだと思ったが、言われた通り一旦黙ってみた。
「まず、この嫌な顔、今始まったことじゃないんで。これまでの蓄積だからこれは。そんで美醜の話でもないわけこれ。あんたの気分が、内面が、こう表にババーンと出てるわけよ。綺麗は中身からって、ほら良く言うあれ。恋だの何だので浮かれちゃえば、ホルモンぶち上がって可愛くもなるわけじゃん」」
いやすごい喋るじゃん、と思った。軽妙な早口が鼻につくし、言ってる内容もテンプレの薄々だなとも思った。ただ、トッツィーの話を聞いていると不思議と気持ちが凪いでいく感覚があった。
「いいんだよ、何でも自分に都合よくやっときゃ。己を抱きしめるための努力は怒られるもんじゃないでしょ。ぎゅっと抱きしめて欲しいんスって、あ、ほらあー、思っちゃってんじゃーん。思っちゃってんのが顔に出ちゃってんじゃーん」
母に似た顔から発せられる【かわいこちゃん】とは思えないおしゃべりは、ギリギリ気持ち悪くてギリギリ笑える。
「ほら手出して。鏡に手、ほら」
トッツィーに言われた通り、鏡に手を伸ばす。冬の冷えた鏡面は一瞬ヒヤリとしたが、己の体温ですぐ熱を帯びた。
「お、あったか〜い。で、それをこうでこうよ」
両手で顔を覆う。頰が冷たいのか、手が熱いのか、じんわりと温かい。目元まですっぽりと覆う大きな手は、もちろん自分の手なのだが、トッツィーの手でもあるかと思うと目尻まで熱くなった。

 母に似たトッツィー。トッツィーに似た母も、私が子供の頃にこうやって手で覆ってくれた記憶がある。田舎の冬は頰がリンゴのように赤くなるほどに寒くて、学校や遊びから帰ってきた私の頰を母は手で温めてくれた。「ガサガサで嫌んなっちゃうね」と困り顔で笑う母に、冬のお土産と言わんばかりに冷えた手を母の頰に当て返す。ひゃあ、と声をあげて、また笑顔になる母の顔が嬉しかった。
「ママの手は割れた鏡餅だけど、あんたの手はクリームパンだね。ふわふわなの大事にしなね」

 今、頰に残る母の鏡餅の手と、私のクリームパンの手の感覚が重なる。覆われた手の隙間から再び涙が滲み出ていくけれど、寂しいんだか、悲しいんだか、嬉しいんだか、感情がぐちゃぐちゃで、それが何の涙なのかはよくわからなかった。老いていく母の姿を遠ざけて、でも時間は待ってはくれなくて。自分も老いて見た目が母に似ていくのは、その罰なのかとも思った。しばらくして、覆った手を離すと、泣き顔の自分だけが鏡の中にあった。トッツィーのおしゃべりも無くなっていた。

 正月明け2日の夜、東京では珍しく雪が降った。実家には帰っていない。パートナーは地元の友達と新年会らしい。依頼された短編小説の原稿をキーボードでパチパチと弾く音が響くだけの部屋は、正月の空気も相俟っていつもより静かだ。暖房で火照った身体を冷やしに窓を開け、ベランダに出る。外では雪がみぞれに変わっていて、少し残念に思った。頰に手を当てると、ひんやりと冷たく気持ちが良かった。熱が移ったその手で母に電話をかけてみた。
「あ、もしもし。あけましておめでとう。うん、うん。ダメだ全然原稿おわんなくて!なんでごめん!月末?には顔出せると思う。うん。あ、ねえねえ、ママはさ、あだ名ってある?愛称みたいなやつ」
「えー?ないよそんなの……」
「あるでしょなんか」
「あー、でも子供の頃にさ、親戚のおじさんにつけられた、あだ名、あったわ」
「あるんじゃん。なんて?」
「『コッペさん』」
「あはは!何それ!全然名前関係ない!!一文字もかすってないじゃん!」
「生意気っていうか、マセたおしゃべりさんだったみたいでさ?そういうのを方言で『コッペ』って言うんだって」
「へえ。んじゃトッツィー、ちょいニアミスってたかも」
「何?とっちー?」
「今書いてるお話に出てくる奴の名前」
「なんだそれ、変な名前」

 母個人の話を聞いたのはいつぶりだろう。妙な話題のせいか、二人とも気が抜けてケラケラとよく笑った。今夜、風呂上がりにトッツィーとは何をしゃべろう。ご褒美にお高めスキンケアでもしてやろうか。毎日やりなよ乾燥ひどいんだから、って口悪く怒られるかもしれない。それもまた良いか。これから先、私もトッツィーも共に歳をとる。鏡越しにお互い【かわいこちゃん】に進化してきたね、なんて、冗談でも褒め合ってみたい。そんな未来が少し楽しみに思えた。その顔は、生意気で、怒ったり、泣いたり、笑ったり。

 今日も、トッツィーはおしゃべり。

ライスフォースとは What is Rice Force?

ライスフォースは、
“お米の力”を活かした発酵成分
「ライスパワー®エキス」を配合し、
米と発酵の力で肌を慈しむブランドです。
与えるケアではなく“育むケア”を掲げ、
年齢や肌質を問わず、
あらゆる肌ストレスからの解放を目指しています。
25年間、肌と心に
寄り添い続けてきたブランドとして、
これからも“うるおいの未来”を育んでいきます。

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