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しっかり対策してシワを作らない!4つのマッサージでシワを予防!

理想的な美顔率を目指すには、これから紹介する「4つのマッサージ」と「4つのトレーニング」が欠かせません。土台くずれをおこす顔グセを直し、顔の筋肉をほぐしてくれる基本的なプログラムです。まずは「4つのマッサージ」を紹介します。

1.リンパマッサージ

  • 1. 頭の上に手をやさしく乗せる。手と頭の間にすき間ができないように。
  • 2. 頭の上から耳の周りにかけて、5回なでる。皮膚を引っ張らないように。
  • 3. 耳の後ろから鎖骨の上のくぼみにかけてなでる。右手で左側を、左手で右側を、各5回ずつ。

2.口マッサージ

  • 1. 両手の人差し指を口の中に入れ、口角の約1cm外側の厚みのある部分を、外から親指でつまむ。口角が美顔率の位置になるよう、位置を整える。
  • 2. 頬の内側の5つの場所を順にもむ。1でつまんだ場所→下くちびるの下側→左右の頬の下側→左右の頬の上側→上唇の上側。
  • ※力を入れすぎないように。ほうれい線の上はもまない。

3.パンダマッサージ

  • 1. 両頬に指をそろえて置き、目尻が美顔率の位置になるよう少し持ち上げて押さえる。指圧するように、骨に指を押し当てる。
  • 2. 指圧したまま指をずらさないようにして、小さく頭を動かし4回うなずく。
  • 3. 次に指を目尻に動かし、同じように4回うなずく。こめかみ、目頭、眉毛の上と同じように続ける。
  • ※目の下のたるみ・シワには触らないように。

4.おでこマッサージ

  • 1. 眉毛の上に指を置き、指圧するように骨に指を押し当て、美顔率の位置になるように整える。眉間のシワがなくなるくらい、左右の手を2~3mm外側に広げる。
  • 2. 指圧したまま指をずらさず、小さく頭を動かし4回後ろに傾ける。
  • 3. 2の動作を頭の後ろの方まで指を移動させながら行う。頭全体の筋肉をまんべんなくもむ。
  • ※指圧している指を下に動かすイメージで。

攻めのケアでもっと若々しく!4つのトレーニングでハリをキープ!

これから紹介する「4つのトレーニング」も、理想的な美顔率を目指すために必要不可欠。顔の下から上に向かう進め方になっているので、必ず順番通りに行いましょう。顔全体のリフトアップも期待でき、若々しさを保つことができます。

口角上げトレーニング

  • 1. 目尻に人差し指の先、ほうれい線に中指を当て、目尻と口角が美顔率の位置になるよう整える。
  • 2. 上の前歯と歯ぐきが出るように、指で頬を上げて笑う。目元も一緒に。3秒×5回。下くちびるを突き出したり、横に開かないように。
  • 3. 次は、指の力は使わず、頬の力だけで同じように動かす。3秒×5回。左右対称に動いていることを確認する。対称にならない場合は、筋肉の弱い側のみ1と2を繰り返す。

2.アヒル口トレーニング

  • 1. 人差し指をほうれい線の内側にしっかり押し当て、口角が美顔率の位置になるよう指で整える。くちびるには力を入れない。
  • 2. 口笛を吹くように、上くちびるを縮めてよせる。鼻の下にミゾ(人中)と両脇のヤマをしっかりと作る。3秒×5回。
  • 3. 口をすぼめたまま、上くちびるが鼻につくように反り返して上げる。下くちびるを突き出さないように。3秒×5回。

3.下まぶたトレーニング

  • 1. 左目から:右手を左の眉毛の上に、左手の人差し指を目尻の下、他の指先を頬の上に置き、目尻が美顔率の位置になるよう整える。指を押し当てた後、軽く目を閉じる。
  • 2. 目を強めに閉じる(全力の7~8割)。眉毛が内側に動かないように。3秒×10回。
  • 3. 右目も同様に。3秒×10回。

口角上げトレーニング

  • 1. 両手をおでこの上に置く。眉毛が美顔率の位置になるよう整える。軽く目を閉じる。
  • 2. おでこを動かさないようにして、遠くを見るように大きくまぶたを上げて、目を開ける。3秒×10回。

土門先生からのメッセージ

顔の筋肉は一日中ずっと動いてるので、偏った筋肉ばかり動かしていると、そこだけ疲れが溜まって硬くなり、シワやたるみにつながってしまいます。
正しいスキンケアを行うことはもちろん大切ですが、自分の顔のクセを見極め、マッサージとトレーニングで、シワやたるみを根本から解消していく努力も大切です。年齢を重ねても、シワやたるみの少ない魅力的な表情で過ごしていきましょう。

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