基本は「ふつう」をお選びいただいて問題ないのですが、手に力が入りにくい方やご高齢の方など、ブラシを歯にうまく押し付けられない方は「かため」がおすすめです。逆に、強く押し付けてしまう方は、「やわらかめ」がいいですね。ブラッシングにかける圧によってブラシの固さを選びましょう。
持ち手にもカーブや太さなどいろいろな違いがあります。カーブが強すぎると奥歯が磨きにくいものもありますが、いろいろ試してみて、「コレだ!」と思うものを見つけましょう。持ち手に丸みがあるほうが手になじみますし、ネックが細すぎると力が伝わりにくいので、こちらも参考にしてみてください。
大きさはなるべくコンパクトなものがベスト。小さく横に動かして磨くため、小回りがきくものを選びましょう。ブラシの切り口は平らなものがおすすめです。毛先がギザギザしているものは、歯の接着面が均等にならないため、お掃除もムラになることがあります。
毛先が開いた歯ブラシは、汚れを落とす力がどんどん弱まります。月に1回を目安に交換しましょう。
歯間の掃除に欠かせないフロス。慣れない方は、使いやすい歯間ブラシを、糸の種類が選べる糸巻きタイプは慣れた方におすすめです。
舌をトレーニングすることで、表情筋と深層筋の両方が鍛えられ、脂肪が老廃物とともに流れやすくなり、スッキリとした若々しいお顔になれます。1日3回、ハミガキの前後で行ってみましょう。
この舌の上げ下げを5回、交互に繰り返しましょう。
朝昼晩の歯ミガキのときに、時間を空けて行いましょう。やりすぎると肌への負担が大きくなります。
慣れないうちは鏡を見ながら、バランスが崩れないようにチェックしながら行いましょう。
老廃物の排出を促すのでお水を多めに摂りましょう。リラックスして力まずに行いましょう。
私は幼い頃から顔にコンプレックスがありました。そのせいもあり、歯科大生時代は顔の筋肉や骨の仕組みを徹底的に学びました。特に解剖の授業では、顔の形や大きさは生活習慣の影響も多大に受けていることを実感しました。
また、研修医時代は美容オタクが高じてエステティシャンの資格を取り、サロンでお客様に施術もしていました。
「舌トレーニング」は歯科医として学んだ知識とエステティシャンで身につけた経験から生まれたものです。
もっとキレイに、若々しく過ごすためにも、毎日の歯ミガキと合わせて1日3回、ぜひ実践してみてくださいね。