1月は気温も湿度も一年のうちで最も低く、また暖房が効いた室内と冷たい外気による寒暖差など、肌にとって過酷な環境です。そのため知らず知らずのうちに肌の乾燥が進行してバリア機能が低下し、しっかりお手入れしているはずなのに「肌がカサつく」「化粧ノリが悪い」と、冬肌にコンプレックスを感じてしまうのです。
新しい年を乾燥に負けない「うるおいに満ちた美肌」で迎えるために、今実践すべきプレミアムケアについて、ヘア&メイクアップアーティストの林 由香里さんに教えていただきました。
乾燥が厳しい冬に美肌を手に入れるためには、肌がうるおいを長く保つ力・『保潤力=バリア機能』を高めることが必要です。保潤力が高まると、肌を外的刺激や乾燥から守り、肌の生まれ変わり「ターンオーバー」を正常に整えるため、うるおいに満ちた理想の美肌へと前進させてくれるのです。
特に真冬は、いつものお手入れに加え、肌の保潤力を高めて強化する特別な保潤ケアが求められます。
バリア機能が低下した肌
バリア機能が低下すると、外部からの刺激を受けやすく、肌内部からの水分も蒸発しやすくなります。
バリア機能が正常な肌
バリア機能が正常な肌は、外部からの刺激を防いで肌内部の水分を保持し、うるおいで満たします。
美容液1本分の美容成分※を凝縮したトロリとしたテクスチュアは、まさに贅沢の極み。乾燥が特に気になる目元や頬が二重になる特殊構造で、ピタッと肌に密着して一気にうるおいを補給。お手入れ後は、まるでエステ帰りのようなハリ・ツヤのある肌に仕上げます。
※ディープモイスチュアエッセンスの剤形とは異なります。
その秘密は…マスクの高密着構造
肌に密着してうるおいの逃げ道をなくし、角質が抱え込めるだけのうるおいを瞬時にチャージします。
有効成分・ライスパワーNo.11エキスに加え、シロキクラゲなどエイジングケアに欠かせない美容成分を配合。さらにこっくりとした濃厚なテクスチュアで、チャージしたうるおいも逃しません。真冬の乾燥に負けない、もっちりとしてハリのあるワンランク上の美肌へと導きます。

あずき粒大のクリームを首からデコルテに広げ、耳のつけ根から肩まで、痛気持ちいい強さで上から下へとほぐします。
(10回程度)

さくらんぼ粒大のクリームを手に取って顔全体に塗り、手のひら全体を使ってフェイスラインに沿って持ち上げるように手を動かしましょう。
(2〜3回)

指先で頬骨の下あたりを軽く押しながら持ち上げます。(2〜3回)摩擦が強いと肌への刺激になるため、クリームをたっぷり使います。

中指と薬指で、目の周りをやさしく押しながら滑らせます。こめかみ(★)まできたら軽く押しましょう。(2〜3回)目の周りの皮膚は薄いため、力の入れ過ぎは禁物。

中指と薬指を使って、眉の周りをやさしく押しながら滑らせます。こめかみ(★)まできたら軽く押しましょう。(2〜3回)

目の下の血行促進のツボと、こめかみの美肌のツボを痛気持ちいいくらいの強さで押しましょう。(2〜3回)

指先で、顎からこめかみまでフェイスラインに沿って持ち上げるように手を動かしましょう。こめかみまできたら手を離さずすぐにstep8へ。

こめかみから耳のつけ根を通り、首筋へ手を動かして老廃物を流しましょう。
step7と8を2〜3回繰り返して完了です。