今回お話を伺った美容のプロは…
モデル
杏奈さん
海外での活動をはじめ、「Domani(小学館)」、「Precious(小学館)」を中心に、人気女性誌で活躍。その端正な顔立ちとキメ細かい美肌が注目され、最近では様々なメディアにも出演中。
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ついついこんなお手入れになっていませんか?
- スキンケアの使用量がつい少なめになってしまう
- くるくると念入りに、時間をかけてメイクオフ
- クレンジングだけで洗顔はしない
- 顔の上で泡立てながら洗顔
- ゴシゴシとチカラいっぱいこすって汚れを落とす
- すすぎのお湯の温度は高めでさっぱり
- 洗顔の後に、すぐ化粧水をつけない
- 化粧水からクリームまで、保湿ケアは1〜2分で完了

モデル直伝 これだけは押さえておきたい
うるおい美肌の土台をつくる「正しい洗顔」5ヵ条
01
少なすぎはNG “クレンジングは適量”が大切
メイクの濃さに合わせて使用量を調整しましょう。使用量が少ないと摩擦が大きくなり、肌を傷めてしまいます。
“清潔な手でクレンジング”が鉄則です
手は想像以上に汚れています。クレンジングの前には必ず手を洗い、水気は清潔なタオルで、きちんとふきとっておきましょう。
02
“ていねいに手早く”を心がけて
時間をかけると汚れを肌に押し戻してしまう可能性も。また、力を入れてこするのも絶対NG。やさしくしっかり落とすためにはアイテム選びも重要です。

03
洗顔は泡が決め手 きめ細かな泡で洗いましょう
洗顔料の泡立てが不十分な場合は汚れをかき出す力が弱くなります。ふっくら濃密できめ細かい泡は、毛穴や肌の溝の汚れを吸着してくれます。

04
すすぎは少し冷たいと感じるくらいが適温
肌に負担をかけないようにすすぎは30℃程度が適温。熱すぎると必要な油分まで奪ってしまうため、肌が乾燥しやすくなります。すすいだ後は、生え際やフェイスラインに泡が残っていないかチェック! 泡が残っていると肌荒れや吹き出物など肌トラブルにつながることも。
摩擦は美肌の大敵!やさしく、そっと…
清潔なタオルに、顔をそっと押し当てるように水気を吸い取ります。ゴシゴシとタオルを顔にこすりつけるのは絶対にやめましょう。
05
洗顔後は乾燥しやすい状態 すぐに保湿ケアが鉄則
肌表面は、食品用ラップフィルム1枚分の薄さと言われており、洗顔後は肌表面はもちろん内部から水分が蒸発し、一気に乾燥状態に。洗顔後はすぐに保湿ケアを心がけましょう。

季節の変わり目こそ「洗顔ケア」をいつも以上に丁寧にしています。
常に美肌をキープすることが、モデルにとって「絶対条件」。でも、季節の変わり目は肌状態が不安定になりやすいので、スキンケアにはすごく気を使っています。この時期は、特に『洗顔ケア』が一番のポイントですね。夏ダメージが残って弱っている肌はゴワついて美容成分が浸透しづらい状態。そんな時は、刺激を与えず汚れを落として、美容成分が浸透しやすい肌に整えることが大切です。そして、洗顔後にしっかり保湿することで、美肌へと立て直しています。
クレンジングミルク(メイク落とし ミルクタイプ)120g
洗顔後はすぐに保湿
これでパーフェクト!3ステップ保湿ケアのポイント
ローション、エッセンス、クリームの保湿ケアには、それぞれ「お手入れ完了サイン」があるんです。
保湿ケアのポイント
- 適切な使用量は最低限使う
- お手入れ完了サインまでじっくりハンドプレス
- ひとつひとつの工程を丁寧に
お手入れ完了サインまでじっくりケアしましょう
-
①化粧水
ディープモイスチュアローション
ローションを手で包み込み、温めてから肌へ。ローションを温めると肌への浸透力がアップします。肌になじませたら顔全体を手で包み込むようにハンドプレスし、肌の奥までじっくり浸透させます。
手にもっちりと肌が吸い付くようになったら完了のサインです。
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②美容液
ディープモイスチュアエッセンス
こすらず・やさしく、指先でトントンと塗りこみます。顔全体になじませて、皮膚が薄い目元は指先でトントンと軽く、ほうれい線は表情筋をほぐすように軽くプッシュします。
指で肌に触れ、すっと離れたら浸透完了のサインです。
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③クリーム
ディープモイスチュアクリーム
手のひら全体で顔はもちろん、首やデコルテも。頬は手のひらで包み込むように、額とあごは同時にハンドプレスで密着させるようになじませます。
手のひらがもっちりと吸い付き、すっと手が離れたら浸透完了のサインです。