だんだん暖かくなり始める春は、日差しも穏やかで心地よく感じますが、3月から5月にかけて紫外線量はピークに。油断していると「紫外線による肌老化=光老化」によってシミ・シワ・たるみなどの肌悩みが表面化してしまうことに。春こそ夏以上にしっかりとした紫外線対策が必要なのです。
そこで、今回は3人の美容のプロに、光老化から肌を守って美肌をキープする方法を教えていただきました。
対策01
春こそ「肌力」を強化して紫外線ダメージを寄せ付けない

春はレジャーなど屋外に出る機会が多くなりますが、油断は禁物。肌老化の原因となる紫外線を防ぐことはもちろん、紫外線ダメージを受けにくい肌をつくることも大切です。
皮膚科医/有川 順子先生
有川スキンクリニック院長。日本皮膚科学会専門医。医学博士。東京女子医科大学を卒業後、同大学皮膚科学教室に入室、助手を務める。六本木ヒルズ皮膚科医長を経て、有川スキンクリニックを開設。

夏より多い!?春こそ紫外線に要注意
実は3月から紫外線量が急増し、5月にはピークに達します。穏やかな春の日差しに油断していると、夏の終わりに後悔することに。

シミだけじゃない!?
シワやたるみの原因になる紫外線
紫外線には、肌の比較的浅いところにダメージを与え、シミや日やけの原因となる「UV-B」と、肌の深部にまで達し、シワやたるみなど肌老化の原因となる「UV-A」があります。これら紫外線が急増する春こそ、ダメージを受けにくい肌づくりが大切です。

紫外線ダメージから肌を守るためには、
3ステップ保湿でバリア機能を強化
丁寧な保湿ケアで肌がうるおいで満たされると、バリア機能が強化され、紫外線ダメージを受けにくい肌に。また、細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)も正常に働き、受けてしまったダメージを排出しやすくなります。
対策02
肌へのやさしさを重視した日やけ止めで紫外線から肌を守る

日やけ止めは毎日使うものだからこそ、肌にやさしいアイテム選びがポイント。
さらにシーンによって日やけ止めを使い分けて、しっかり紫外線対策をしましょう。
ヘア&メイクアップアーティスト 陶山 恵実さん
ヘア&メイクアップアーティスト森ユキオ氏に師事。現在はフリーとして人気女性誌「CLASSY.」「with」「and GIRL」などをはじめ、TVCMや広告など幅広く活躍する実力派ヘアメイク。

日やけ止めは肌にやさしく使いやすいものがおすすめ
ライスフォースの日やけ止めは、紫外線をカットしながら肌のうるおいをキープ。
肌にやさしくスキンケア感覚で使えるし、化粧下地としても優秀です。
日常使いに便利なSPF25・PA++と、春夏の屋外レジャーに最適なSPF50・PA++++の2種類を、シーンに合わせて使い分けるのがポイントです。

対策03
透き通る白美肌をキープする、予防の「美白ケア」が大切

紫外線ダメージを肌に残さない予防の「美白ケア」を今から始めることで、
透き通る白美肌をキープしましょう。
モデル 前田ゆかさん
創刊当初から「美ST」(光文社)のメインモデルとして活躍する人気モデル。プライベートでは2児の母であり、そのライフスタイルやアクティブで前向きな姿が支持を集めている。

時間差で肌に現れる紫外線ダメージ
紫外線ダメージは肌内部に蓄積され、時間が経ってから肌トラブルとして現れます。そのため、紫外線ダメージを蓄積させないケアがポイントになります。

シミの原因に働きかける“予防”のための美白美容液
ライスフォースの美白美容液は、くすみの原因となる活性酸素の発生を抑制する肌整成分「ライスパワーNo.23エキス」を配合し、透明感のある肌に導きます。また美白有効成分「持続性ビタミンC誘導体」がメラニンの生成を抑え、色素沈着を防ぎます。

くすみやシミが現れる前の予防ケアが大切です
くすみやシミは、一度できてしまうとなかなか解消できません。そのため、毎日の美白美容液での予防は欠かせませんね。
ヘア&メイクアップアーティストが教える
「光老化」STOP!春のUVケア

春老けを予防するためのスキンケアステップをご紹介!
「保湿ケア」+「美白ケア」に加え、プロ直伝のUVケアテクニックで10年後も
輝き続ける白美肌をつくりましょう!
【STEP1】ディープモイスチュアローション
ローションをハンドプレスで浸透させ、肌のすみずみまでうるおいで満たします。

【STEP2】ディープモイスチュアエッセンス
エッセンスを顔全体に塗布し、シワやたるみが気になるところには重ね塗りをします。

【STEP3】ホワイトニングクリアエッセンス
美白美容液を顔全体に塗布したら、頬の高いところやシミができやすい部分に重ね塗りをします。
◎ローションで湿らせたコットンに美白美容液をつけて、シミが気になる部分を集中ケア。

【STEP4】ディープモイスチュアクリーム
クリームを顔全体に伸ばしてハンドプレスで肌に密着させ、うるおいを閉じ込めます。

絶対にやかない!UVケアテクニック

①適正量を、顔の7点において塗り広げることで、ムラなくキレイに塗ることができます。

②Tゾーンや頬など、紫外線の影響を受けやすいところは入念に重ね塗りをしましょう。

③忘れがちな耳の後ろやデコルテ、首回りにも塗るのを習慣にしましょう。

④ティッシュで余分な汗や皮脂をオフして、3~4時間おきに塗り直しましょう。