一年のうちで寒さがピークを迎えるこの時季は、寒さと乾燥に耐え続けてきた肌が「もう限界!」と悲鳴を上げています。
そのため、「メイクのノリがイマイチ」「顔色が冴えない」「肌がゴワつく」など、肌の冬バテ症状に悩んでいる人も多いはず。
そこで今回は、皮膚科医の有川先生に、私たちを悩ませる冬バテ肌の原因と解決方法、うるおいを「効かせるスキンケア」について教えていただきました。

皮膚科医有川 順子先生
有川スキンクリニック院長。日本皮膚科学会専門医。医学博士。東京女子医科大学を卒業後、同大学皮膚科学教室に入室、助手を務める。
六本木ヒルズ皮膚科医長を経て、有川スキンクリニックを開設。

ディープクリアローションは、洗顔後、サッとひとふきするだけで、洗顔では落としきれない古い角質をやさしく取り除きます。くすみやゴワつきの解消だけでなく、肌表面をクリアに整えて、その後のスキンケア効果を飛躍的に高めます。肌の冬バテ症状を一掃して、うるおいの通り道をつくるファーストステップアイテムです。

やさしくふきとる「プレーン面」としっかりふきとる「メッシュ面」の1枚2役で効率アップ!
毛羽立ちにくいので、肌の刺激になる繊維を残しません。

量が少ないと摩擦で肌を傷つけてしまうことも。
ひたひたになるくらい、たっぷりと染み込ませるのがポイントです。

顔の中心から外側に向かって、(1)~(2)に沿って2回ずつやさしく丁寧に、肌の上をすべらせるようにふきとります。頬は、「軽く引き上げるように」がポイント。

おでこから鼻筋のTゾーン(3)と、あご周りのUゾーン(4)は、角質が厚くなりがち。
コットンの「メッシュ面」で丁寧にふきとりましょう。
