涼やかな秋風が頬をなでるこの時季は、1年の内で最も過ごしやすい季節ですね。でも、過ごしやすさとは裏腹に、「肌は乾燥するし、ゴワつきやくすみが気になる」と感じている方も多いのではないでしょうか?それは夏に受けたダメージが、秋の肌トラブルとなって表面化されてきているから。今月は、秋の肌トラブルの原因と対処方法について、皮膚科医の有川先生に教えていただきました。

- 監修 皮膚科医 有川 順子先生
- 有川スキンクリニック院長。日本皮膚科学会専門医。医学博士。東京女子医科大学を卒業後、同大学皮膚科学教室に入室、助手を務める。六本木ヒルズ皮膚科院長を経て、有川スキンクリニックを開設。東京女子医科大学付属女性生涯センター非常勤講師。
秋は、夏の間に蓄積されたダメージに加え、朝晩の寒暖差や急激な湿度の低下によって、知らず知らずにうちに肌の乾燥が進行。すると肌のバリア機能が低下してしまい、敏感肌に傾きます。さらに、肌のターンオーバーが乱れることで古い角質が蓄積し、くすみやゴワつきなどの肌トラブルにも発展してしまうのです。

湿度の急激な低下や寒暖差により、肌が敏感になっている時に、刺激が強いクレンジング剤の使用や、ゴシゴシ洗顔はNG。肌のバリア機能が低下し、乾燥がどんどん進行してしまうので注意しましょう。
まずは、肌に必要なうるおいを奪わずに、汚れをすっきり洗い流す「肌をいたわる正しい洗顔方法」をおさらいしてみましょう。その後にしっかり保湿をすることで、肌のバリア機能を強化し、うるおいに満ちた肌へと立て直すことができます。
ジェルタイプはメイクになじみやすく、クッションになって肌への摩擦を防いでくれます。
クレンジング前に、固めに絞ったタオルを電子レンジで温めて、顔に当てると毛穴が開き、毛穴の奥の汚れまですっきり!
クレンジング剤がメイクになじんだらすぐにすすぎます。メイクになじませて、指先がフッと軽くなったら汚れが浮き上がったサイン。
『メイクアップリムーバー』は、肌へのやさしさとクレンジング力のバランスが抜群のジェルタイプ。ジェルがクッションとなって摩擦を防ぎ、メイクなじみも◎。肌保護成分「ライスパワーNo.2エキス」配合で、しっかりメイクもすっきりと落とし、すべすべ美肌に洗い上げます。
きめが細かく濃密な泡が、クッションになって、肌に刺激を与えることなく毛穴の汚れまでかきだします。
気温が下がるとついつい熱いお湯を使いがち。でも、それではうるおいまで流してしまうことになります。
泡が残ると吹き出物などの肌トラブルの原因に。洗顔した後は泡が残っていないか鏡で入念にチェックしましょう。
『マイルドフェイスウォッシュ』は、肌へのやさしさにこだわった弱酸性アミノ酸系の洗顔料。きめ細かい濃密泡が肌に密着し、毛穴の奥の汚れをかきだしてすっきりクリアに洗い上げます。
保湿成分「ライスパワーNo.1エキス」配合で、「洗う」と「うるおす」を同時に叶える究極のスキンケア洗顔です。
日本が誇る熊野筆のパイオニア「 竹寶堂 」とライスフォースが共同開発した特製の洗顔ブラシで立てる泡は、手で立てる泡とは別格。きめ細やかで濃密な泡を、洗顔ブラシのやわらかな毛先にたっぷりと含ませて肌にすべらせるだけで、汚れをすっきり一掃。洗い上がりのしっとり感、肌の明るさは驚くほど。今までにない「筆洗顔」を体験してください。
究極の『うるおい洗顔』で洗い上がりしっとり
『マイルドフェイスウォッシュ』と洗顔ブラシでできる泡は、汚れを落としうるおいを残す、まさに究極のうるおい泡。洗顔後もつっぱりません。
適量(約1cm)の洗顔料を手に取り、毛先に水をたっぷり含ませて洗顔料を泡立てます。
しっかりと泡が立ったら、泡をのせてブラシをすべらせるように優しく。こすりすぎると刺激になるので注意しましょう。
ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。生え際、フェイスラインに泡残りがないか、チェックも忘れずに。