寒い季節の間、オシャレに防寒してくれていた冬物のレザーたち。お疲れ様とありがとうの気持ちを込めて適切に保管して、次の季節にも大活躍してもらいましょう。
- ① 乾いた布やブラシで表面の汚れをやさしく落とし、革用クリーナーなどを使って拭きます。
- ② 革用保湿クリームなどを塗って油分を与えます。
- ③ 外側に防水スプレー、内側に除菌スプレーをかけます。
- ④ 陰干しの後、通気性のよいカバーをかけてハンガーにつるして保管します。
直射日光が当たらず、湿度が少ないところに保管してください。
- ① レザーアウターのお手入れ法①~③と同様。
- ② ブーツにブーツキーパーを差し込み、陰干しします。
- ③ 除湿剤とともに購入時の箱に入れて保管します。
玄関の下駄箱や収納は湿度が高いので、別の場所に保管するのがベター。箱がなければ、通気性のよい布などに包んで高い位置に保管を。
- ① 布を中性洗剤を薄めたぬるま湯に浸して固く絞り、手袋をひっくり返して内側を拭きます。
- ② 布をぬるま湯に浸して固く絞り、さらに手袋の内側を拭いて、陰干しします。
- ③ レザーアウターのお手入れ法①~③と同様のお手入れを。
- ④ 湿剤とともに通気性のよい布などに包んで保管します。
アウターやブーツと違って直接肌に触れるものなので、内側もキレイにして保管しましょう。
レザーの種類はたくさんありますが、それぞれに扱い方が違うので注意が必要です。いろんなレザーの個性を知ることで、長く楽しいお付き合いになること請け合いです!
エナメル専用のアイテムでやさしくお手入れしてください。ひび割れは修復できないので、予防ケアが大切になります。
専用アイテムとともに、ブラシも馬毛ではなくゴムなどを使ったスエード用のものがおすすめです。
羊毛は、専用ブラシでやさしくブラッシングしてあげることで、ゴミをとったり、毛流れを保つことができます。
私は革小物とバッグの教室「ヨコハマセリエ」で講師をしていますが、革で「ものづくり」をすることは難しいと思われがちです。しかし、実は基本的なテクニックとちょっとした気配りの積み重ねで誰でも上手に作れるものなのです。
レザーアイテムのお手入れも一緒で、面倒だと感じてしまいがちですが、実際にやってみるとそんなに手間ではないですし、なによりレザーが応えてくれることがうれしくて、楽しんで続けることができます。
これを期に、ぜひレザーとのステキなお付き合いを始めて見てくださるとうれしいです。
※防水スプレー、クリーナー、クリーム等について、革の種類によってはシミになる可能性もあります。目立たないところで確認したうえでご使用ください。