顔と首とは一枚の皮膚でつながっています。顔の皮膚の状態が首に影響を与えているのも、考えてみれば当たり前の話ですよね。首のシワをつくらないためには、顔同様のケアをオススメします。
体の延長ではなく、顔の延長として首を丁寧に扱いましょう。スポンジなどは使わず、たっぷりの石けんの泡と指でやさしくなでるように洗います。
指を首の下から鎖骨にかけて滑らせるように洗いましょう。ゴシゴシこすったり圧をかけすぎるのはNG。気持ちがいいな、と思える程度にとどめましょう。
シワの溝には汗が溜まりやすく、その垢で余計にシワが目立ってしまうこともあるので、溝も丁寧に洗いましょう。
首は乾燥しやすい部分なので、しっかりとした保湿対策が必要です。朝晩の保湿剤でのケアはもちろん、日中も気づいたら水分をたっぷりと与えてうるおいを保ちましょう。
保湿剤は首に乗せてやさしく押さえるだけでOK。手のひらで首を包み込んで、保湿剤をじんわり浸透させましょう。
たたいたり、擦り込んだりするのはNG。首周りが赤くなったりと、皮膚に刺激を与えてシワの元になる場合もあるのでやさしくケアしましょう。
紫外線を浴びると顔同様にダメージを受けてしまします。首のUVケアも忘れずに行いましょう。
首の色がまだらにならないよう、日やけ止めはムラなくやさしく塗りましょう。また首とつながっているデコルテまでしっかり塗ることもお忘れなく。
首をやさしくマッサージしてあげると、血行が良くなり首や顔の肌状態もよくなります。わざわざマッサージタイムをつくらなくとも、スキンケアのついでにしたり、毎日の生活の中に取り入れてOK!日々のセルフケアにぜひ加えてみてくださいね。
耳の下から直線状に下ろしたところにある鎖骨のくぼみを、親指以外の4本指でゆっくりと押さえます。力を入れ過ぎないように気を付けて。
首を左右に倒して首の横を伸ばします。肩が浮かないように手で押さえてもOK。じっくりと「気持ちいいな」と思えるところまで曲げ伸ばして。
クリームなどで滑りをよくしたら、鎖骨からあごの下まで指を上に動かします。その後、首の中央から首の側面にかけて指を横に動かします。力加減は軽くでOK。
舌を思いっきり前へ突きだして、「アカンベー」をしてみましょう。そのままキープしたあとは、舌を引っ込めずにそのまま右へ突きだしてキープ。左も同様に行います。
思い切り出したところから、今度は片側の口元に、舌を横のほうに持っていき、10秒キープします。同じことを反対側も行いましょう。
首のシワを気にしている方はもちろん、まだ気にならない方も、姿勢や枕など、生活習慣を見直してシワのない首元を目指しましょう。また、スキンケアでは、お顔同様に首まで、保湿とUVケアを徹底することが大切です。特にメイクをしない首は、紫外線の影響を受けやすいので要注意。シワのない美しい首元は、お顔や肌の印象をぐっと美しくしてくれます。
美容は、正しい方法できちんとケアを続けると、必ずキレイを返してくれます。あきらめずに、毎日こつこつケアすることで美しい首元になれること間違いなしです!