首元を見せる機会が多い季節。顔はメイクでごまかせても首のシワは隠せず、首のシワが見た目年齢を決めてしまうことも!今回は、ビューティースキン スペシャリストの深澤亜希先生に首のシワ対策を教えていただきました。ハリ・ツヤのある若々しい首元を目指しましょう!
ビューティースキン スペシャリスト。「正しい美容法を行えば、女性は誰でも必ずキレイになれる」をモットーに、女性の気持ちまでもをハッピーにする独自の美容法やビューティーメソッドを発信。書籍の執筆、女性誌や広告への出演・監修、化粧品会社・美容施設のコンサルティング、商品開発など幅広く活躍中。
ブログ:http://ameblo.jp/aki-fukasawa/
多くの女性を悩ませる首のシワ。メイクやヘアスタイル、ファッションが若々しくても、首のシワが目立つと老けて見られがちです。適切なケアや予防のために、まずは首のシワの原因を知ることからはじめましょう。
首の皮膚は顔よりも薄い上に、重い頭を支えています。うなずいたり、うつむき加減でスマホやパソコンを眺めたりするたびに首の皮膚が伸縮してシワの原因になることも。さらに肌がたるむと、必然的に首のシワが目立ってしまいます。
年中、紫外線にさらされているのが首。紫外線は、顔同様に肌を乾燥させ、ハリを与えるコラーゲン・エラステンを壊してしまいます。顔には日やけ止めを塗っても首は無防備…なんてことも。
枕が高すぎると首の前方に溝ができるようになり、それがそのまま首のシワにつながることも。猫背やストレートネックなどの姿勢の悪さも首のシワに影響します。これらの生活習慣はどの年代の方も注意してみましょう。
「年齢を重ねたから仕方がない」とあきらめないで。毎日の生活の中で少し気を付けるだけで、若々しい首元をキープできます。まずは、毎日の行動をチェックしてみてくださいね。
メイクをする顔と違って、首はすっぴんでさらされている状態とも言えます。外出時には日やけ止めを塗る、ストールを巻く、冷房のきいた室内では体を冷やさないようにすることが大切。また日中のこまめな保湿で乾燥を防ぎましょう。顔同様に、毎日のお手入れも忘れずに。
姿勢が悪いと頭の重さがダイレクトに首の負担になり、シワができやすくなります。また、同じ姿勢が続くのも避けたいところ。定期的に首を回したりして姿勢の固定を防ぎましょう。
実は寝ている時の姿勢も、首のシワに影響を及ぼします。高すぎる枕は首のシワを固定するだけではなく、肩こりも誘発します。枕は、立っている時の首の骨のカーブに近い形を維持してくれる高さのものを選び、首への負担を軽減しましょう。
頬杖をつくクセをお持ちなら、今すぐ改善しましょう。片手で頬杖をついて頭を傾むけた側の首にできるシワは、そのまま本当のシワになってしまうので、要注意です。