毎日の唇ケアに欠かせないリップクリーム。デリケートな唇は、リップクリームの使い方・選び方ひとつで状態に大きな違いが出てきます。あなたに合ったリップクリームと正しく付き合って、唇を効果的にケアしましょう。
UVカット成分、香料、着色料の入っていない、刺激の少ないリップクリームを使いましょう。紫外線が気になる人は、外出時だけUVカット成分入りを使いましょう。
トリートメント効果のある美容液タイプで、しっかりと潤いをキープしましょう。特に、エイジングケア成分配合のものは、ハリやくすみの改善が期待できます。
荒れた唇の治療ができる「第3類医薬品」のリップクリームやワセリンが効果的です。第3類は医薬品の部類に入り、普通のリップクリームより効果が期待できます。
病院に行ってドクターに薬を処方してもらいましょう。自己流のケアを続けていると、なかなか治らないだけではなく、症状が悪化してしまうことも。正しい治療を行いましょう。
「ピンク色のすっぴんリップ」のつくり方を、有川先生に教えていただきましたが、その他にも唇について知りたいことがまだまだあります。有川先生に今さら人には聞けない素朴な疑問に答えていただきました。
起床時と就寝前、朝昼晩の食事のあとの1日5回程度塗れば十分です。それでも唇がガサガサしたり乾いたりする場合は、リップクリームが合っていないか、乾燥以外の原因の可能性もあるため、病院に相談しましょう。
空気の乾燥だけが唇が荒れる原因ではありません。個人差もありますが、唇の角質層には保湿機能があるので、適切なスキンケアや健康的な食生活など、季節を問わず基本的なケアをすることが大切です。
口紅の色素が唇に吸収されることはありませんので、熱心にクレンジングしなくても大丈夫です。逆に、ポイントメイクリムーバーの使い過ぎや落とし過ぎ・こすり過ぎが原因で色素沈着する可能性のほうが心配です。やさしくケアしましょう。
唇の皮膚は薄いため、体内の血液循環の状態が表れやすいパーツです。そのため、血のめぐりがよくない人の唇は青くなります。一時的な唇のケアだけでは改善しないので、カラダ全体の血液の循環がよくなるような生活を心がけましょう。
唇の皮膚のターンオーバー(肌の新陳代謝、生まれ変わり)はとても早いのが特徴です。たとえば、唇以外の肌のターンオーバーの期間は約28~56日と言われていますが、唇はなんとその4分の1の1週間で皮膚が生まれ変わります。そのため、毎日のお手入れ不足が表れやすいパーツなのですが、逆に、他の肌に比べてお手入れの効果が短期間で実感できるともいえるのです。
毎日のケアを続けること、そして荒れてしまっても諦めずにケアを行うことで、すっぴんリップを目指してくださいね!