Rice Force Cooking 食べて美しく

同じ工程で作り分けできる♪“3種の麻婆ナス”

同じ工程で作り分けできる♪“3種の麻婆ナス”

夏が旬のナスを3つの味でたっぷり楽しもう♪

旬のナスをたっぷりいただける麻婆ナスにしました。同じ工程から仕上げ方法を変えるだけで、中華風・和風・カレー味と3種に作り分けできます。まとめて作って作り置きのおかずにもできますので、なるべく火のそばに立つ時間を減らしたい夏の常備菜としてもおすすめです!辛味の苦手な方は、豆板醤を入れずにお作りくださいね。

材料(4人分)《所要時間約15分》
材料写真

材料材料

【ベースとなるひき肉部分】
ひき肉
200g
しょうが みじん切り
大さじ2
にんにく みじん切り
小2片分
小さじ⅓
こしょう
少々
豆板醤(トウバンジャン)
大さじ⅔
豆鼓醤(トウチジャン)
大さじ⅔
甜麺醤(テンメンジャン)
大さじ⅔

(A) 豆板醤(トウバンジャン)・豆鼓醤(トウチジャン)・甜麺醤(テンメンジャン)


≪中華風≫
ナス 乱切り
2〜3本
赤ピーマン 櫛形切り
2個
太ねぎ みじん切り
10㎝
パクチー
適宜
山椒香味こめ油
小さじ1
花椒(カショウ)
小さじ1
鶏ガラスープの素
大さじ1
みりん
大さじ1
大さじ1
お湯
150㏄
片栗粉
大さじ½

(B) 鶏ガラスープの素・みりん・酒・お湯・片栗粉


≪和風≫
ナス 櫛形切り
2〜3本
エリンギ 乱切り
2本
太ねぎ みじん切り
10㎝
白髪ねぎ
少々
発酵うまみだし
1袋
醤油
大さじ1
みりん
大さじ1
大さじ1
お湯
150㏄
片栗粉
大さじ½

(C) 発酵うまみだし・醤油・みりん・酒・お湯・片栗粉


≪カレー風≫
ナス 輪切り
2〜3本
ズッキーニ 輪切り
½本
ししとう
6本
太ねぎ みじん切り
10㎝
コンソメスープの素
1個
カレー粉
大さじ1
ケチャップ
大さじ1
大さじ½
みりん
大さじ1
大さじ1
お湯
150㏄
片栗粉
大さじ½
クミンシード
大さじ⅓

(D) コンソメスープの素・カレー粉・ケチャップ・みりん・酒・お湯・片栗粉・クミンシード


ナスは、こめ油でサッと揚げ、油を切っておく。
ナスは、こめ油でサッと揚げ、油を切っておく。
フライパンに油を敷かず、ひき肉、塩、こしょうを入れてほぐしながら炒め、ひき肉から脂がにじんできたら、にんにくのみじん切り、しょうがのみじん切りも入れ、しっかり炒める。脂が多すぎる場合はペーパータオルで取り除く。
フライパンに油を敷かず、ひき肉、塩、こしょうを入れてほぐしながら炒め、ひき肉から脂がにじんできたら、にんにくのみじん切り、しょうがのみじん切りも入れ、しっかり炒める。脂が多すぎる場合はペーパータオルで取り除く。
具の上にご飯を薄くかぶせ、塩を振ります。軽く押さえながらご飯を乗せると仕上がった時のまとまりがよくなります。
2に(A)を入れて全体がなじむように炒める。

≪中華風の作り方≫

3にナスとサッと揚げたエリンギ、ねぎのみじん切り、あらかじめ混ぜておいた  を入れぐつぐつ煮立てて水分が少なくなってきたら出来上がり。仕上げに白髪ねぎを飾る。
3にナスとサッと揚げたピーマン、ねぎのみじん切り、あらかじめ混ぜておいた(B)を入れぐつぐつ煮立てて水分が少なくなってきたら出来上がり。仕上げに山椒香味こめ油と花椒をふりかけ、パクチーを飾る。
中華風麻婆ナス

≪和風の作り方≫

3にナスとサッと揚げたピーマン、ねぎのみじん切り、あらかじめ混ぜておいた(B)を入れぐつぐつ煮立てて水分が少なくなってきたら出来上がり。仕上げに山椒香味こめ油と花椒をふりかけ、パクチーを飾る。
3にナスとサッと揚げたエリンギ、ねぎのみじん切り、あらかじめ混ぜておいた(C)を入れぐつぐつ煮立てて水分が少なくなってきたら出来上がり。仕上げに白髪ねぎを飾る。
和風麻婆ナス

≪カレー風の作り方≫

3にナスとサッと揚げたししとうとズッキーニ、ねぎのみじん切り、あらかじめ混ぜておいた  を入れぐつぐつ煮立てて水分が少なくなってきたら出来上がり。仕上げにお好みでチーズや目玉焼きを乗せるのもおすすめです。
3にナスとサッと揚げたししとうとズッキーニ、ねぎのみじん切り、あらかじめ混ぜておいた(D)を入れぐつぐつ煮立てて水分が少なくなってきたら出来上がり。仕上げにお好みでチーズや目玉焼きを乗せるのもおすすめです。
カレー風麻婆ナス
知って楽しいクッキングメモ

1.ナスの切り方3種ナスの切り方3種

ナスはその切り方でも味わいが変わります。乱切り、輪切り、櫛形切りの3種を今回は使います。乱切りは、表面積が広く、味が染みやすくトロリと仕上がります。輪切りは、ジューシーに仕上がります。櫛形切りは、型くずれしにくく、食感がしっかり残ります。今回は、中華風を乱切り、カレー味を輪切り、和風を櫛形切りで作りました。切り方だけでもバリエーションが増えるので試してみてくださいね。

2.ナスのアク抜きについてナスのアク抜きについて

ナスはアクが強く、切ってそのままにしておくとアクで黒ずみ、味にもエグ味が出てしまいますのでアク抜きが必要です。ただし、切ってすぐに調理する場合は、アク抜き不要。今回は、切ったナスをすぐに揚げて使いますので、アク抜きはしなくて構いません。ナスと油の相性は抜群。調理の前にサッと揚げておくと、味も色も良く仕上がりますよ。

Photo/Tetsuo Kitagawa